科目名 |
ヨーロッパ文学特論IIB |
クラス |
− |
授業の概要 |
カフカの文学世界 20世紀文学を代表する作家の一人であるフランツ・カフカ(Franz Kafka: 1883-1924)の小品を読んでいきます。「変身」、「城」などの著者として知られるカフカの作品は、文章は比較的平明ですが、内容はきわめて奥深く、現代的なものです。カフカが紡ぎ出した不可思議な世界に原語で触れ、その謎と格闘しつつ、その意味を考えていきたいと思います。 |
授業の到達目標 |
(1)カフカの作品をドイツ語で読み、その文体的特徴を把握する。 (2)カフカの作品を読み解き、その意味を多角的に探る。 |
授業計画 |
授業は、以下の順で進めていく予定です。
回 |
内容 |
1 | フランツ・カフカの生涯と、作品について |
2 | フランツ・カフカの生きた時代について |
3 | 以下、カフカの作品 を読んでいく。 Kleine Fabel(小さな寓話)を読む。この作品について議論する。 |
4 | Die Baeume(樹木)を読む。 この作品について議論する。 |
5 | Wunsch, Indianer zu werden (インディアンになりたいという願い)を読む。 この作品について議論する。 |
6 | Die Bruecke (橋)を読む。 |
7 | Die Brueckeの続きを読む。 |
8 | Die Bruecke の続きを読む。 この作品について議論する。 |
9 | Der Kreisel(こま)を読む。 |
10 | Der Kreiselの続きを読む。 |
11 | Der Kreisel の続きを読む。 この作品について議論する。 |
12 | Der Geier(禿鷹)を読む。 |
13 | Der Geier の続きを読む。 |
14 | Der Geier の続きを読む。 この作品について議論する。 |
15 | 授業のまとめ:カフカの文学世界について議論する。 |
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テキスト・参考書 |
授業開始時に指示する。 |
自学自習についての情報 |
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授業の形式 |
講義+課題についての受講生の発表、および討論。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業への参加度10%、レポート60%、発表30%による総合評価。「 |
その他 |
この授業では議論をしますので、積極的に意見を述べてもらいます。 |