科目情報
科目名 近・現代文学特講 
クラス − 
授業の概要 三島由紀夫の小説「潮騒」「金閣寺」を題材に、様々な角度から三島由紀夫の文学を理解する。 
授業の到達目標 1、それぞれの作品の特徴および近代文学の特質の一端を理解する。
2、文学研究のための様々なアプローチを理解する。
3、映画化されたものとの比較を通して、文学、映画それぞれのメディアとしての特質を理解する。 
授業計画
内容
1ガイダンス 
2三島由紀夫について 
3「潮騒」@ 構造分析 
4「潮騒」A 語り 
5「潮騒」B 創作ノート 
6「潮騒」C 翻案 
7「潮騒」D 映画化  
8「潮騒」E まとめ 
9「金閣寺」@ 構造分析 
10「金閣寺」B 語り 
11「金閣寺」C 報道との違い 
12「金閣寺」D 水上勉との比較 
13「金閣寺」E 他者表象 
14「金閣寺」F 映画化 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 〔テキスト〕三島由紀夫『潮騒』(新潮文庫)、三島由紀夫『金閣寺』(新潮文庫)
〔参考書〕授業内で適宜指示する。 
自学自習についての情報 作品をしっかり読み、自分なりに疑問点を整理して、各自課題意識をもって授業に取り組むこと。
 
授業の形式 講義形式 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 1)授業内課題(30%)
2)学期末レポート(70%) 
その他 講義が中心ではあるが、グループディスカッションの時間を多くとるので、積極的に議論に参加すること。