科目情報
科目名 哲学概論 
クラス − 
授業の概要  この授業では、主にテキストに沿って、私たちが生きている世界で起きている文化・宗教・政治・経済・法律・国際社会などをめぐる様々な問題を取り上げる。そうしたことに対して豊かな感性を持ち、自分で明確な問いを立て、多角的かつ徹底的に考えることが哲学である。幸福や自由、正義や責任といったテーマについて問いを立て、人間としてのあり方や生き方について考えるのがこの授業の主な内容である。授業時間の半分は私から問題提起をし、思考ツールとして哲学者たちの思想を紹介する。残りの半分では、履修者自身が主体的に考察し、他の学生の意見にも耳を傾け、考えを深めてもらう。 
授業の到達目標 問いを立て、論理的に思考し、他者と対話・議論する力を身につける
人間としてのあり方や生き方について哲学的に考える力を養う
将来、教員として現代社会の問題に触れるとき、多角的な見方や考え方が提示できる能力を身につける 
授業計画
内容
11. オリエンテーション:授業の進め方について 
22. 身近なことを哲学する 
33. 批判的思考の仕方、議論の組み立て方を学ぶ 
44. 何をもって「知っている」と言えるか 
55. 真理と虚偽 
66. 自由と責任1 
77. 自由と責任2 
88. 公平、正義1 
99. 公平、正義2 
1010. 動物と倫理1 
1111. 動物と倫理2 
1212. 人間性について考える 
1313. 幸福 
1414. 哲学とは何か 
1515. まとめ 
 
テキスト・参考書 テキスト
 ナタリー・ヴァイデンフェルト他『ソクラテス・クラブへようこそ????子どもに学ぶ大人のための哲学教室』、阪急コミュニケーションズ、2013年

参考書
 適宜、紹介するとともに、授業時に資料として配布する。
 
自学自習についての情報 事前にテキストを読み、自分なりに問題を考えて授業に臨むこと。
ホームワークを課すことがあるので(計2回程度)、事前に取り組んで来ること。 
授業の形式 講義と演習(グループディスカッションなどを含む)形式 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 平常点(授業への積極的参加、コメントペーパー、ホームワーク)60%
期末試験40% 
その他 授業計画は実習に応じて順序を前後する場合、あるいは、履修者の同意を得た上で内容を変更することがあります。