| 科目名 | 倫理学概論 | 
    
     | クラス | − | 
 | 授業の概要 | 倫理や道徳に関する問題は、ともすると「直観的な価値のぶつかり合い」や「趣味や好みは人それぞれ」というレベルにとどまりやすい。しかし、倫理的・道徳的問題について筋道立てた考察や議論をおこなうことは可能である。本年度の講義では「自由とは何か」という問題について、ルソー、カント、ミルなどの思想をとりあげながら、倫理的な問題について考えるための基礎を身につける。 | 
 | 授業の到達目標 | ・さまざまな倫理的問題について、ポイントをおさえて論理的に考えることができる。 ・将来、教員として「道徳を教える」ことの意味について基本的な理解をえる。
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 | 授業計画 | 
   
    | 回 | 内容 |  | 1 | ガイダンス:授業の概要と授業の進め方 |  | 2 | 1.自由と「我儘放蕩」 |  | 3 | 2.個人の自由と社会 2.1他者危害原則 |  | 4 | 2.個人の自由と社会 2.2どこまで「危害」か |  | 5 | 2.個人の自由と社会 2.3当人のための干渉 |  | 6 | 2.個人の自由と社会 2.4選択と随意性 |  | 7 | 2.個人の自由と社会 2.4選択と随意性 |  | 8 | 中間試験と解説 |  | 9 | 3.どうであれば自由か 3.1自然的自由と社会的自由 |  | 10 | 3.どうであれば自由か 3.1自然的自由と社会的自由 |  | 11 | 3.どうであれば自由か 3.2必然性と自由 |  | 12 | 3.どうであれば自由か 3.3意志の自由と決定論 |  | 13 | 3.どうであれば自由か 3.4自由と自律 |  | 14 | 3.どうであれば自由か 3.4自由と自律 |  | 15 | 4.消極的自由と積極的自由 |  | 
 | テキスト・参考書 | テキストはもちいず、資料を配布する。 | 
 | 自学自習についての情報 | 配布資料は授業時には参照箇所のみをもちいるので、毎回、授業後に再度熟読して、きちんと理解しておくこと。 | 
 | 授業の形式 | 講義形式でおこなう。 | 
 | 評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) | ・授業への参加状況などによる平常点 20% ・中間試験(ノート・資料等参照不可でおこなう) 30%
 ・期末試験(ノート・資料等参照不可でおこなう) 50%
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 | その他 | 特になし |