科目名 |
政治学研究 |
クラス |
− |
授業の概要 |
アメリカは建国からわずか240年ほどで現在の国際社会における圧倒的な地位を手中にした。もはやアメリカの存在を考慮せずに、国際社会を語ることはできない。またアメリカほどに多様性に富んだ国は珍しく、現代の多様性に富んだ国際社会の鏡であるともいえる。そうであれば、アメリカを理解することは、現代の我々にとって必要不可欠といえるのではないだろうか。そこで本講義は、建国から20世紀後半までのアメリカの政治と外交の歴史的変遷を中心に概観していくものである。 |
授業の到達目標 |
本講義が受講者に期待する到達目標は、次のとおりである。 ・受講者が普段接するアメリカについての様々なニュースを、その歴史的背景を含めて理解できる。 ・アメリカ政治・外交の普遍性と特殊性について、理解できる。 ・アメリカを学ばなければならないのか、各自なりの答えを導き出せる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション |
2 | アメリカ大陸への入植 |
3 | 独立革命?建国 |
4 | 南北戦争への道程 |
5 | 南北戦争の勃発?再建 |
6 | WWIとアメリカ |
7 | 戦間期アメリカの繁栄とその帰結 |
8 | WWIIとアメリカ |
9 | 冷戦と朝鮮戦争 |
10 | 核兵器の意義 |
11 | キューバ危機 |
12 | ヴェトナム戦争 |
13 | デタントの出現とその崩壊 |
14 | 新冷戦への突入とその後の世界 |
15 | 総括 |
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テキスト・参考書 |
テキストは使用しない。パワーポイントを用いた講義を行う。参考文献については適宜指示する。? |
自学自習についての情報 |
本講義はわずか15回の講義(実質的には14回)でアメリカの歴史をカバーする。それゆえ受講者には自発的かつ積極的な予習と復習が求められる。授業内で紹介する文献や動画については、できる限りの範囲で参照すること。 |
授業の形式 |
講義形式。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
1) 期末レポート 80% 2) 出席・その他 20% |
その他 |
1)私語は厳禁とする。退室を命じる場合もある。 2)30分以上遅刻したものの入室は認めない。 3)4回目の欠席で、単位を不認定とする。 |