科目名 |
社会科教育演習IIA |
クラス |
g |
授業の概要 |
卒業論文の作成に向けた受講生の発表をおこなうとともに、文献をもちいて倫理学的な物事のとらえ方・考え方について学ぶ。今年度は、近年急速に進展している脳神経科学の知見が倫理学に何をもたらすかを考察した『脳神経倫理学の展望』をとりあげる予定である。 |
授業の到達目標 |
・卒業論文の作成に向けて、問題関心や問題意識を明確にする。 ・物事を倫理的に考えるとはどういうことかを理解する。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス:授業の概要と授業の進め方 |
2 | 受講生による発表 |
3 | 1 脳神経科学と倫理 |
4 | 2 応用倫理学と脳神経倫理学 |
5 | 3 脳神経科学と自由意志論 |
6 | 4 道徳的判断と感情 |
7 | 5 脳神経科学とプライバシー |
8 | 6 人間の自律性 |
9 | 7 能力のエンハンスメント |
10 | 8 記憶と人格の同一性 |
11 | 9 脳神経科学と宗教 |
12 | 受講生による発表 |
13 | 受講生による発表 |
14 | 受講生による発表 |
15 | まとめ |
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テキスト・参考書 |
テキストはもちいない。使用する資料は配布する。 |
自学自習についての情報 |
3〜11回は、かならず資料を熟読した上で授業に臨むこと。なお順番に報告を担当してもらうので、その際は報告資料を準備すること。また2、12〜14回は、受講生に各自のテーマで報告してもらうので、準備をしておくこと。 |
授業の形式 |
演習形式でおこなう。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
授業参加状況を総合的に判断して評価する。 |
その他 |
卒業論文の指導もかねているので、倫理学分野で卒業論文の作成を予定している四回生は、かならず受講すること。 |