| 科目名 | 英米文学演習IIA | 
    
     | クラス | − | 
 | 授業の概要 | 19世紀を代表する女性作家George Eliotの中編小説を原文で精緻に読み、小説や随筆などを読みこなせる読解力を養成すること、および小説を批判的に読む力をつけることを目指す。ヴィクトリア朝を代表する作家であるエリオットは当代きっての知性的女性であり、社会に対する様々な視点をその小説に描き出した。このクラスでは、原文で英語を味わいながら、様々な文化的背景、思想、その時代精神などを理解してもらいたい。授業は学生の発表を中心に進み、難解で、まとまった量の英文を読むので、毎回の予習が不可欠である。 | 
 | 授業の到達目標 | 文学作品の精読を通して、19世紀の英国社会、文化への理解を深める。さらに、小説が描く様々な問題点を多角的に検証し、批評眼を養いながら、受講生独自の作品の解釈を目指す。 | 
 | 授業計画 | 
   
    | 回 | 内容 |  | 1 | Introduction |  | 2 | George Eliot, Silas Marner, pp. 3-13 |  | 3 | 〃  pp. 13-31 |  | 4 | 〃  pp. 32-43 |  | 5 | 〃  pp. 43-57 |  | 6 | 〃  pp. 57-72 |  | 7 | 〃  pp. 72-86 |  | 8 | 〃  pp. 86-105 |  | 9 | 〃  pp. 105-118 |  | 10 | 〃  pp. 118-131 |  | 11 | 〃  pp. 132-146 |  | 12 | 〃 pp. 146-159 |  | 13 | 〃 pp. 159-176 |  | 14 | Conclusion |  | 15 | 全体のまとめとレポート提出 |  | 
 | テキスト・参考書 | George Eliot, Silas Marner: The Weave of Raveloe. (Oxford, Oxford UP) ISBN: 9780199536771  テキストは各自、あらかじめ入手しておくこと。 参考書や関連書籍については、授業中に適宜指示する。
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 | 自学自習についての情報 | 授業中に指示する。 | 
 | 授業の形式 | 講義と演習 | 
 | 評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) | 授業への貢献・参加(10%)、発表内容およびアサインメント(40%)、期末レポート(50%)により、総合的に評価する。 | 
 | その他 | ・授業は学生による発表を中心とし、まとまった量の英文を読むので、毎回の予習が不可欠である。受講生の積極的な授業への参加を期待する。 ・授業回数の1/3以上欠席したものには単位を認めない。また、30分以上の遅刻は出席と認めない。
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