科目情報
科目名 情報学講究I 
クラス − 
授業の概要 各受講者に、進路の希望と、卒業研究として、どのようなテーマを考えているかを聞き、相談の上、卒論のテーマを徐々に絞って行く。本授業では、各自の研究テーマに関する基礎調査や、研究に必要となるプログラミング言語やアプリケーションを学習する。 
授業の到達目標 本授業を受講する学生は、大半が算数・数学の教員志望であることから、そのような学生に対する到達目標を以下に記す。算数・数学教育での ICT 活用法に関して、現状の基礎調査から始め、今までに、算数・数学教育で利用されてきた、アプリケーションを一通り体験し、問題点を探って行くことにより、その問題意識から、卒業研究の方向性を決め、その研究に必要な情報処理技術を修得することを目標とする。 
授業計画 以下は、算数・数学の教員志望の受講者に対する授業計画である。
内容
1算数・数学教育における ICT 活用の現状に関する基礎調査 (1) 
2算数・数学教育における ICT 活用の現状に関する基礎調査 (2) 
3算数・数学教育における ICT 活用の現状に関する基礎調査 (3) 
4算数・数学教育における ICT 活用の現状に関する基礎調査 (4) 
5算数・数学教育における ICT 活用の現状に関する基礎調査 (5) 
6算数・数学教育で利用されている各種アプリケーションの体験 (1) 
7算数・数学教育で利用されている各種アプリケーションの体験 (2) 
8アプリケーションを用いた授業の指導案作成と模擬授業 (1) 
9アプリケーションを用いた授業の指導案作成と模擬授業 (2) 
10アプリケーションを用いた授業の指導案作成と模擬授業 (3) 
11卒業研究に必要なプログラミング言語やアプリケーションの学習 (1) 
12卒業研究に必要なプログラミング言語やアプリケーションの学習 (2) 
13卒業研究に必要なプログラミング言語やアプリケーションの学習 (3) 
14卒業研究に必要なプログラミング言語やアプリケーションの学習 (4) 
15卒業研究に必要なプログラミング言語やアプリケーションの学習 (5) 
 
テキスト・参考書 各自が研究を進める過程で、テキストが必要になれば、適宜アドバイスを与えるので、そのテキストを購入して欲しい。 
自学自習についての情報 授業時間内だけで、算数・数学教育における ICT 活用の現状に関する基礎調査、アプリケーションを用いた授業の指導案作成、情報処理技術の修得などを行うことは不可能で、自宅あるいは大学での自習による補う必要がある。授業時間内に、いつまでに、何をやるべきかは明示するので、一歩一歩着実に進めて行って欲しい。 
授業の形式 基本的には、各自が主体となって、基礎調査や研究を進め、教員が適宜助言を与えるという形式で進める。場合により、協同作業の場を設けることもある。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) (1) 基礎調査に関するレポート (30 点)
(2) 模擬授業の様子と、その模擬授業に用いた資料・教材 (40 点)
(3) 学習したプログラミング言語やアプリケーションに関する課題 (30 点) 
その他 上には、算数・数学の教員志望の受講者に関する授業の到達目標や授業計画に関して記したが、情報関係の企業への就職希望者や、高等学校「情報」の教材を研究したい学生も受け入れる予定である。そのような学生は、その学生にとって、将来役に立つであろう情報処理の理論や技術の基礎を、本授業で修得し、卒業研究の方向性を探っていくことになるであろう。