科目名 |
民族音楽学II |
クラス |
− |
授業の概要 |
民族音楽学の立場から、日本人とその音楽文化の特性を念頭におきつつ、ヨーロッパ、南北アメリカおよびアフリカ諸国の人々の多様な音楽文化を、それを形成してきた人々の価値観や歴史的・思想的背景と関連づけて概説する。 |
授業の到達目標 |
1.民族音楽学について、基本的考え方を理解し、基礎知識を身につける。 2.ヨーロッパ、南北アメリカおよびアフリカ諸国の音楽文化に親しみ、関連する基礎知識を身につける。 3.さまざまな音楽の特性を音と共に理解し、言葉を用いて説明する。 |
授業計画 |
※複数教員が担当する授業科目は、各教員が担当する回について分かるように明記してください。(この説明文は削除してください。)
回 |
内容 |
1 | 導入:講義の進め方と履修上の注意 |
2 | 音楽とは、民族とは:人間と音楽の区分 |
3 | ヨーロッパの諸民族と音楽文化の概要 |
4 | ヨーロッパの音楽文化と楽器に関する基礎知識 |
5 | ヨーロッパの音楽文化と音組織に関する基礎知識 |
6 | ヨーロッパの音楽文化とリズムに関する基礎知識 |
7 | ヨーロッパの音楽文化と諸芸能 |
8 | アフリカの音楽文化(1) |
9 | アフリカの音楽文化(2) |
10 | アフリカの音楽文化(3) |
11 | 北アメリカの音楽文化(1) |
12 | 北アメリカの音楽文化(2) |
13 | 南アメリカの音楽文化(1) |
14 | 南アメリカの音楽文化(2) |
15 | 南アメリカの音楽文化(3) |
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テキスト・参考書 |
テキスト:柘植元一・塚田健一編『はじめての世界音楽』音楽之友社(1999年) 必要に応じてプリント資料を配布する。 参考書:授業時に適宜紹介する。 |
自学自習についての情報 |
初めて耳にするであろう音楽関連用語や概念が頻出するので、講義後の復習や補習が必須。また、音楽そのものを聴く時間が限られているので、みずから日常的に積極的にさまざまな音楽を聴く姿勢が求められる。 |
授業の形式 |
基本的に講義形式。視聴覚資料や楽器資料を多用する。簡単な実技やミニテスト、グループ討論等を課すことがある。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
1.平常点30% 。受講態度、実技・討論参加の積極性などを評価。ワークシート、ミニテスト、ノートのチェックなども予告なしに行うことがある。 2.期末試験70%。視聴覚問題を含む。持ち込み一切不可。 3.任意レポート+α%。授業内容に関わる自由レポートを随時受け付ける。内容に応じて評価の際、加算する。書式・分量などは自由だがオリジナリティのあるものに限る。 |
その他 |
「民族音楽学I」の対象地域と補完関係にある。「民族音楽学I」の履修は問わないが、基本的な部分は多少重複する。 |