| 科目名 | 発達障害生理・病理特別演習IB | 
    
     | クラス | − | 
 | 授業の概要 | 日常生活を背景から支える運動動作に関する英文学術図書をテキストに選び、基本動作(歩く、見る等)のメカニズムについて概略する。これを受けて、知的障害のある児童、生徒、及び成人の基本動作について検討を行う。特に、知的機能と運動機能(肢体不自由も含む)との関連性についての知見を学ぶ。また、英文テキストの精読により、国内のみではなく、国外の研究動向を把握し、未解決の課題を探る。 | 
 | 授業の到達目標 | 1)英文テキストの精読を通して、海外における障害のある児童、生徒、成人の動作に関する研究の動向を知る。2)国内の研究動向との比較を行い、未解決の研究課題に迫る。3)基礎動作のメカニズムについて知る。 | 
 | 授業計画 | 
   
    | 回 | 内容 |  | 1 | オリエンテーション |  | 2 | 知的障害における心理学的基礎(1) |  | 3 | 知的障害における心理学的基礎(2) |  | 4 | 知的障害における心理学的基礎(3) |  | 5 | 知的障害における生理学的基礎(1) |  | 6 | 知的障害における生理学的基礎(2) |  | 7 | 知的障害における生理学的基礎(3) |  | 8 | 知的障害と「歩く」こと |  | 9 | 知的障害と「見る」こと |  | 10 | 知的障害と「手伸ばし」すること |  | 11 | 知的障害と「把握」すること |  | 12 | 知的障害と「描画」すること |  | 13 | 知的障害と「書字」すること |  | 14 | 運動機能と知的機能(肢体不自由の様相からみえてくること) |  | 15 | まとめ |  | 
 | テキスト・参考書 | Human Motor Control, David A. Rosenbaum, Academic Press | 
 | 自学自習についての情報 | 「訳す」ことよりも「理解すること」が重要です。 理解するためには知的障害関連書籍と運動学的な書籍の両輪が必要です。
 一夜漬け的に課題に取り組むのではなく,日々,文献と親しんで下さい。
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 | 授業の形式 | 演習(講読) | 
 | 評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) | レポート(100%:担当部分を正確にかつわかりやすく説明できているか)により評価する | 
 | その他 | 発達障害生理・病理特別演習IAを履修していることが望ましい。 |