科目情報
科目名 子育て支援について考える 
クラス − 
授業の概要 現代の子育てをめぐる問題を出発点として、子ども・子育て支援新制度の概要を踏まえ、保育・幼児教育現場に求められる子育て支援のあり方を考える。 
授業の到達目標 1.現代の子育てをめぐる困難のありようを理解する
2.保育・幼児教育をめぐる現代の動きを理解する
3.今求められる子育て支援を、保育・幼児教育現場に根差して考える 
授業計画
内容
1オリエンテーション:なぜ教育現場で子育て支援が必要か 
2育児不安の心理 
3育児不安の心理:最新トピックと討論 
4「先回り育児」の加速がもたらすもの 
5「先回り育児」の加速がもたらすもの:最新トピックと討論 
6子育て、親子を取り巻く家族の変化 
7子育て、親子を取り巻く家族の変化:最新トピックと討論 
8子どもが育つ条件とは 
9子どもが育つ条件とは:最新トピックと討論 
10子どもも育つ、親も育つ 
11子どもも育つ、親も育つ:最新トピックと討論 
12子ども・子育て支援新制度の概説 
13子ども・子育て支援新制度とこれから求められる子育て支援 
14保育・幼児教育現場に求められる子育て支援とは 
15統合的討論 
 
テキスト・参考書 『子どもが育つ条件―家族心理学から考える』柏木惠子著 岩波新書 
自学自習についての情報 『子育てしやすい社会』前田正子著 ミネルヴァ書房、『福祉がいまできること』前田正子著 岩波書店、『「子育て支援後進国」からの脱却』村山祐一著 新読書社、『認定こども園の時代: 子どもの未来のための新制度理解とこれからの戦略』無藤隆・矢藤誠慈郎・北野幸子著 ひかりのくに 等が参考になります。講義中にも適宜参考図書を提示します。 
授業の形式 テキストをもとにした講義とディスカッションを組み合わせます。ディスカッション部分では、受講生が担当制で最新トピックについての資料・議題提案を行います。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 参加態度(30%)・討議内容(40%)・最終レポート(30%)で評価する。 
その他 ディスカッションへの積極的参加を望みます。