| 科目名 |
スポーツクラブ指導入門 |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
本授業科目は本学が独自に行う体育・スポーツ指導者育成プログラムのコアとなる科目である。
第６回までの講義において、スポーツ指導資格の制度、小学校期の運動指導の基礎、学校運動部活動の意義、現状、課題等について論じる。
第７回目以降は、京都教育大学地域スポーツクラブ（KYO2クラブ）をフィールドとして見学や実地指導を経験し、得られた知見に基づいて研究討議・発表を行う。 |
| 授業の到達目標 |
１．発育発達期（主に小学校期）における運動指導の意義、現状と課題を理解する。
２．スポーツ指導に関連する諸資格、学校運動部活動の現状と課題を理解する。
３．見学、実地指導経験、研究討議を通じて、小学生の運動指導のために各自が身につけるべき能力を見極める。 ? |
| 授業計画 |
| 回 |
内容 |
| 1 | オリエンテーション：体育・スポーツ指導者育成プログラムと資格認定基準
KYO2クラブの成り立ちと実態 |
| 2 | 発育発達期の身体的特徴と運動指導 |
| 3 | 小学校体育、運動部活動の意義 |
| 4 | 学校現場における運動部活動の現状と課題 |
| 5 | スポーツ指導に関する資格認定制度（日本体育協会が発行する資格） |
| 6 | スポーツ指導に求められる実技能力（小学校体育指導を含む） |
| 7 | KYO2クラブ教室見学 |
| 8 | KYO2クラブ実施指導経験（１）指導者としての心構え |
| 9 | KYO2クラブ実施指導経験（２）モニタリングに関する討議 |
| 10 | KYO2クラブ実施指導経験（３）インストラクションに関する討議 |
| 11 | KYO2クラブ実施指導経験（４）マネジメントに関する討議 |
| 12 | スポーツ指導をめぐる諸問題に関する講演 |
| 13 | グループによる研究討議 |
| 14 | 全体での研究発表会 |
| 15 | 総合討論（体育・スポーツ指導者として身に付けるべき資質と能力） |
|
| テキスト・参考書 |
なし |
| 自学自習についての情報 |
・講義回については、毎回授業内容に関するレポートの提出を求める。
・見学及び実地指導回では、客員教授による事前・事後指導を行い、事後レポート等の提出を課す。 ? |
| 授業の形式 |
講義、実習、演習を併用する。 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
以下の４項目で評価する：（１）第６回までの授業レポート、（２）見学・実地指導における参加態度およびレポート、（３）討議・研究発表における積極性とリーダーシップ、（４）学期末に提出を求めるまとめのレポート。ただし、いずれかの項目において著しく低い評価を得た場合には、合計が６０点以上であっても不可とする場合がある。 ? |
| その他（授業アンケートのコメント含む） |
▽将来、小学校教員を希望し、運動指導に関する基礎を身に付けたいとする者には特に履修を勧める。授業科目の性格上、なるべく若い学年（できれば１回生）の内に履修することが望ましい。
▽第７回〜第１１回の実地指導経験を「京都教育大学地域スポーツクラブ（KYO2クラブ)」で実施するので、履修希望者は「地域スポーツクラブ運営サークル "KYO2クラブスタッフ"」に登録すること。登録方法については下記の説明会において指示する。
▽４月１３日（水）の３限（２回生以上対象）、４月２０日（水）（１回生対象）に説明会を行うので、履修希望者は必ず参加すること。ただし、やむをえない事情によって説明会に参加できない場合は、事前に申し出ること。 ? |