回 |
内容 |
1 | 日本の文学教育が持っている不必要な精読、合理性の弱い解釈を中心とした学習法に対して、問題(社会問題や人間の本質的な問題)を中心に読み比べを行う、問題解決的、相互啓発的な学習方法の必要性について講じる。次時に必要な作品の事前読書を指示する。 |
2 | 具体的に先行して実践されている高校の「読み比べ」学習の実態を解説し、この学習方法の重要性を理解する(その1)。取り扱うテーマについて候補案を検討する。1グループ3名程度で編成する。なお、「読み比べ」は現代作品に限定せずに近代作品も用いてもよいこととする。 |
3 | 具体的に先行して実践されている高校の「読み比べ」学習の実態を解説し、この学習方法の重要性を理解する(その2)。取り扱うテーマについて決定する。 |
4 | 第1回発表「テーマ例:近未来の家族のあり方が表現されている文学作品群」についての読み比べの内容と探究すべき問題の実状の発表、及び質疑応答。 |
5 | 第2回発表「テーマ例:現代の友情観が現れている文学作品群」についての読み比べの内容と探究すべき問題の実状の発表、及び質疑応答。 |
6 | 第3回発表「テーマ例:少年犯罪が反映された文学作品群」についての読み比べの内容と探究すべき問題の実状の発表、及び質疑応答。 |
7 | 第4回発表「テーマ例:動物が登場人物(文学教育上の呼称として人格が与えられているものは”人物”とする)として現れてる文学作品群」についての読み比べの内容と探究すべき問題の実状の発表、及び質疑応答。 |
8 | 第5回発表「テーマ例:近未来の家族のあり方が表現された文学作品群」についての読み比べによって得られた問題についての考察と・考究の成果の発表。第1回発表以後、進めてきた考察の成果を発表する。 |
9 | 第6回発表「テーマ例:現代の友情観が現れている文学作品群」についての読み比べによって得られた問題についての考察と・考究の成果の発表。第1回発表以後、進めてきた考察の成果を発表する。 |
10 | 第7回発表「テーマ例:少年犯罪が反映された文学作品群」についての読み比べによって得られた問題についての考察と・考究の成果の発表。第1回発表以後、進めてきた考察の成果を発表する。 |
11 | 第8回発表「テーマ例:動物が登場人物(文学教育上の呼称として人格が与えられているものは”人物”とする)として現れてる文学作品群」についての読み比べによって得られた問題についての考察と・考究の成果の発表。第1回発表以後、進めてきた考察の成果を発表する。 |
12 | パワーポイント等、考察論集など発表方法を工夫したプレゼンテーション(その1)。前半4班分。 |
13 | パワーポイント等、考察論集など発表方法を工夫したプレゼンテーション(その2)。後半4班分。 |
14 | 授業全体の成果と問題点についての総括討議。 |
15 | 授業成果に関する国語教育的な意義についての解説。 |