| 科目名 |
中等美術科教育III |
| クラス |
－ |
| 授業の概要 |
・教育実習での実践を振り返りながら、小学校図画工作から中学校美術科への流れを考慮した授業の構成を考える。
・鑑賞教育の理念と方法を体験的に学び、中学校期に相応しい鑑賞の授業を考案する。
・現代社会におけるアートの役割を考察し、自らのスタンスと可能性を探る契機とする。 |
| 授業の到達目標 |
１．教育実習での実践を振り返り、児童・生徒の実態を踏まえながら、小学校図画工作から中学校美術科への流れを考えることができる。
２．我が国の美術に親しみ、理解を深めるために相応しい鑑賞教育の方法を工夫して考えることができる。
３．現代社会におけるアートの存在意義を考察し、自らの今後の立ち位置と可能性を考えることができる。 |
| 授業計画 |
| 回 |
内容 |
| 1 | オリエンテーション・子どもの表現の発達と美術教育 |
| 2 | 思春期の美術教育の役割と特徴 |
| 3 | 鑑賞教育（１）子どもが作品をみるとき |
| 4 | 鑑賞教育（２）鑑賞とはなにか：アイマスク鑑賞体験 |
| 5 | 鑑賞教育（３）対話による鑑賞：体験 |
| 6 | 鑑賞教育（４）対話による鑑賞：VTC（視覚的思考カリキュラム）の理念と方法 |
| 7 | 鑑賞教育（５）VTCにおける知識情報の位置づけと取扱い |
| 8 | 鑑賞教育（６）VTC以外の鑑賞教育の方法① アートカードゲーム |
| 9 | 鑑賞教育（７）VTC以外の鑑賞教育の方法② 作品に入る、バーチャル美術館等 |
| 10 | 中学校における鑑賞教育の授業づくり（１）授業提案と実践 |
| 11 | 中学校における鑑賞教育の授業づくり（２）授業提案と実践 |
| 12 | 中学校における鑑賞教育の授業づくり（３）発表 |
| 13 | 社会におけるアートの役割（１）パブリックアート |
| 14 | 社会におけるアートの役割（２）病院におけるアート活動 |
| 15 | 生涯教育への展望 |
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| テキスト・参考書 |
参考書については、適宜紹介するとともに、必要に応じて資料を配布する。 |
| 自学自習についての情報 |
現代の鑑賞教育の方法は、学校と美術館が連携的に開発している。各自、授業外においても、美術館や博物館へ習慣的に足を運び、自身が鑑賞を行うと同時に、さまざまな教育的取り組みにも参加し、その方法や内容、意義を考察すること。 |
| 授業の形式 |
講義と演習 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
出席、受講態度（討議への積極的な参加、演習の取り組み）、期末レポート等で総合的に評価する。 |
| その他（授業アンケートのコメント含む） |
特記事項無し |