科目名 |
小学校教科内容論生活 |
クラス |
c |
授業の概要 |
生活科の理念や方法,授業等に関する講義に加え,生活科指導に必要な制作等に関わる知識・技能を習得する活動や,観察,探検等の体験活動を組み込んだ授業を行います。 ★cクラスは第2タームを1泊2日の合宿形式で実施しますので、その概要を特別に記しておきます。 小学校学習指導要領の生活科における内容9つのうち、『(7)動物を飼ったり植物を育てたりして、それらの育つ場所、変化や成長の様子に関心をもち、』に対応した授業内容である。飼育教育や栽培教育の有する低学年児童への教育的意義を踏まえて、飼育・栽培の基本を理解し、その方法を実践で習得する。とくに飼育は学内での実践が不可能であるため、栽培実践とともに学外にて宿泊を伴う集中授業として実施する。
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授業の到達目標 |
生活科の理念,特質や子どもの発達についての理解を深め,活動・体験を通して生活科を指導するうえで必要な,主として教材に関する実践的知識・技能を習得します。 【「学士力」の内容に関する記載】 1.生活科の意義、授業の概略を理解できる。《知識・理解》 2.活動・体験を通して,生活科の授業設計に関する汎用的技能を身につけられる。《汎用的技能》 3.活動・体験を通して,指導に必要な自己管理力やチームワークを育成できる。《態度・志向性》 4.活動・体験を通して,総合的な学習経験と創造的思考力を磨くことができる。《総合的名学習体験と創造的思考力》 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ◆第1ターム:テーマ「社会探検」(武田[社会]) オリエンテーション(「生活科」と「町探検」の意義) |
2 | 町探検の下調べ |
3 | 町探検の本調査 |
4 | 探検地図の作成 |
5 | 発表用スライド(パワーポイント)の作成 |
6 | Cクラス内の第1ターム発表会 |
7 | ◆第2ターム:テーマ「栽培と飼育(合宿形式)」(土屋[産技]) *1泊2日の合宿形式で実施します。日程はできるだけ早く決定し、受講生にお知らせします。以下に記す内容は、7回目から12回目に相当する内容を列挙したものです。これらの順序は変更となることがあります。 1回目:三方五湖にてシジミと湖の環境に着いて学習する。 第1時限:若狭熊川宿にて宿場町の町並み探検 |
8 | 2回目:同湖にてシジミ漁の体験、ラ・シジミにてシジミの試食。 |
9 | 3回目:ニワトリ、ウサギなどの動物の世話、ホタル狩り体験。 |
10 | 4回目:田植え体験、田んぼの水生動物の観察。 |
11 | 5回目:田んぼの草取り体験。 |
12 | 6回目:茶摘みと製茶体験。 |
13 | ◆第3ターム:b・c・dクラス合同発表会 各クラスの第1ターム代表班の発表 |
14 | 各クラスの第2ターム代表班の発表 |
15 | 担当教員6名による全体講評 |
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テキスト・参考書 |
(1)附属図書館に開架配置されている各社の小学校生活科教科書が最も参考になる図書です。多くの諸君が小学校1・2年生で学ぶ生活科の内容を忘れているはずなので、教科書を読んでその感覚を取り戻すよう努めてください。 (2)土屋英男ら編著『学校園の栽培便利帳』農文協など。 |
自学自習についての情報 |
第1タームから第3タームまでグループ活動が中心となります。グループ活動では、各自が自主的に動くことが大切です。そして何事も楽しみながら学んでください。それが生活科を理解する一番の方法です。 |
授業の形式 |
第1ターム:講義および活動・実習(野外でのフィールドワークを含む) 第2ターム:合宿形式の集中授業であり、実習が主となる。これまでは福井県若桜町にて実施してきた。 第3ターム:b〜dクラス合同での発表会(代表班による発表、並びに小レポート作成) |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
毎回の授業での活動状況,発表内容(作品),レポートなどで総合的に評価します。 ◆次のいずれかに該当する者は不合格となるので,このことを了承のうえ受講登録をしてください。 (1)第1タームと第2タームの授業の無断欠席が5回以上の者。 (2)第3タームの全体発表会を2回とも無断欠席した者。 ◆クラス間で評価の差が生じないように,各クラスとも評定は「優(秀を含む):良:可≒1:3:1」を目安とします。 |
その他(授業アンケートのコメント含む) |
担当教員の都合により、授業計画の一部を変更することがあります。 |