科目名 |
国際教育・実地研究A |
クラス |
− |
授業の概要 |
日本社会の中で、外国にルーツをもった人々と関わる機会が増えてきている。この授業では、多様な文化背景をもった在日外国人を理解するための第一歩として、まずこれまで語られてきた様々な文化論を参照し、多様な文化の見方とその課題について考える。そして、そのような視点をどのように教育現場でいかすことができるか、具体的に考えていく。 |
授業の到達目標 |
・多文化理解に関する基礎的な用語を用いて、その背景となっている様々な文化論を説明できる。 ・多文化共生をめざした教育実践の理念と背景、具体的な手法について説明できる。 ・多文化共生教育の学習指導案や実践の概略を読み解き、それに対する自らの考えを述べることができる。 ・多文化共生教育に関わるフィールドワーク先で、自ら進んで企画運営の仕方や授業内容について批評することができる。 |
授業計画 |
◆授業では、フィールドワークを数回実施する予定である。詳細は、第1回目の授業で確認すること。
回 |
内容 |
1 | オリエンテーション |
2 | 日本における多文化社会@歴史的背景 |
3 | 日本における多文化社会A現状と課題 |
4 | 多様な文化の見方 |
5 | 日本の多様性 |
6 | 流動する文化 |
7 | 教科書から見える文化 |
8 | 「〇〇人」らしさ |
9 | 多文化共生教育の理念と内容 |
10 | 多文化共生教育を実施する上での課題 |
11 | 学校で多様な文化理解を促すために@フィールドワーク |
12 | 学校で多様な文化理解を促すためにAふりかえりと議論 |
13 | 学校で多様な文化背景をもつ人々に出会う@フィールドワーク |
14 | 学校で多様な文化背景をもつ人々に出会うAふりかえりと議論 |
15 | 講義のまとめ |
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テキスト・参考書 |
テキストは指定しない。授業で適宜紹介する。 |
自学自習についての情報 |
日頃から多文化社会について関連のあるニュースや新聞記事などに関心を持ち、授業の討議にもいかすこと。 |
授業の形式 |
講義、グループ討議、フィールドワーク、発表など |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
60% 授業中のグループ活動、議論と発表 40% フィールドワークに関するレポート |
その他(授業アンケートのコメント含む) |
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