科目名 |
器楽I |
クラス |
a |
授業の概要 |
1.幼稚園教諭に必要なピアノの基礎技術を身につけるために、個別レッスンを中心に講義を行う。 2.ピアノの経験度によって2クラスに分け、各自にふさわしい教材で演奏力の伸長を目ざす。 3.グループレッスンで、受講者間で相互に聴きあって学ぶことを求める。 4.教育現場での指導力や実践力を養成するために、ピアノ曲と弾き歌い教材の学習を並行して行う。 |
授業の到達目標 |
幼稚園教諭に必要なピアノの基礎技術と、指導に必要な表現能力を習得する。 |
授業計画 |
全15回
第1回 受講者全員が自選の既習曲を演奏し、経験度別クラス編成を行う。 第2回〜14回 経験度の異なる2クラスを、2人の教員で分担して指導する。 第15回 まとめとしてのテストを行う(小品および歌唱教材)。 【初級クラス】 ・バイエルおよび同程度の小品を学習する。 ・器楽U以後の実践的な学習内容に対応できるよう、演奏力を伸ばす。 ・ポジションの移動が少ないハ長調の曲を中心に、歌唱教材の弾き歌いを行う。
【中・上級クラス】 ・各自の経験度に合わせた小品を学習する。 ・クラッシックのジャンルだけでなく、広く近代から現代の小品を学習する。 ・3手〜6手の連弾で、アンサンブルを体験する。 ・各自の経験度に合わせた歌唱教材の弾き歌いを行う。 |
テキスト・参考書 |
初心者は、「バイエルピアノ教則本」を使用する。中・上級者は各自の能力に応じて教材を適宜紹介するとともに、 必要に応じてプリントを配布する。歌唱教材は、「幼児のうた130選」(社会福祉社協議会出版)を用いる。 |
自学自習についての情報 |
半期で、演奏力をできる限り伸ばすためには、予習・復習などの自習が不可欠であり、授業は予習を前提として行う。 |
授業の形式 |
個人およびグループレッスン |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
出席状況(30%)、毎回の課題の達成度(40%)、期末実技試験(30%) |
その他(授業アンケートのコメント含む) |
器楽の学習は毎日の積み重ねが大切である。各自にふさわしい課題が毎週与えられるので、必ず練習して授業に臨むこと。 |