科目情報
科目名 日本史研究 
クラス − 
授業の概要 歴史学においては、様々な史料を読解することが考察の基盤となる。この授業では、高等学校で取り上げられるような日本史の基本的な史料を読解し、史料の取り扱い方について学ぶ。あわせて現地見学を行うことで、身近な歴史に触れる。 
授業の到達目標 1 日本史を学ぶ上で重要となる史料の基礎的読解力を養うとともに、教育現場での活用方法について認識を深める。
2 現地見学を通して身近な歴史、地域の文化財に対する関心を持つ。 
授業計画
内容
1オリエンテーション 
2史料の種類と読解方法 
3史料読解1 飛鳥・奈良時代の史料を読む(1) 
4史料読解2 飛鳥・奈良時代の史料を読む(2) 
5史料読解3 飛鳥・奈良時代の史料を読む(3) 
6歴史を歩く1 
7史料読解4 平安時代の史料を読む(1) 
8史料読解5 平安時代の史料を読む(2) 
9史料読解6 平安時代の史料を読む(3) 
10歴史を歩く2 
11史料読解7 鎌倉時代の史料を読む(1) 
12史料読解8 鎌倉時代の史料を読む(2) 
13史料読解9 鎌倉時代の史料を読む(3) 
14史料読解10 南北朝期の史料を読む 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 テキスト:『詳説 日本史史料集』(山川出版社、1994年(初版))高等学校日本史Bの参考書、第2版以降のものでも可。
参考書・参考文献等はその都度指示する。 
自学自習についての情報 前近代の史料を読み解こうとするとき、それは現代人の我々にとって、もはや外国語に等しい。
発表担当者は言うまでもないが、それ以外の受講生も、語学の授業と同様の予習・復習が必要であると心得ねばならない。 
授業の形式 講読(学生による史料読解の発表とそれに対する解説) 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業への参加態度・発表内容(40点満点)、試験(60点満点)の合計で評価する。
なお、黙してただ教室にいるだけでは参加と見なさないので注意すること。この授業では受講生が「参加者」となることを強く希望する。 
その他(授業アンケートのコメント含む) 特記事項なし。