科目情報
科目名 倫理学特講 
クラス − 
授業の概要 パソコンやインターネットの普及、情報技術の発展などによって、現代の高度情報化社会はどのような倫理的問題を提起しており、従来の倫理的枠組みはどのような見直しが求められているのか、これらについて個人情報や著作権、ネット上のコミュニケーションなどの問題を通して検討する。 
授業の到達目標 単なる「ネットやメールのマナー」ではなく、その背後にある私たちにつきつけられている倫理的問題について検討することを通じて、高度情報社会において、市民として生きていくために、また教員として子どもたちを指導するために必要な理解をえる。 
授業計画
内容
1ガイダンス:授業の概要と授業の進め方  
21 情報モラル教育? 
32 ネット上のコミュニケーション /2.1問題の概要 
42 ネット上のコミュニケーション /2.2ディスカッション 
52 ネット上のコミュニケーション/2.3まとめ 
63 個人情報保護は必要か/3.1問題の概要 
73 個人情報保護は必要か/3.2ディスカッション 
83 個人情報保護は必要か/.3.3まとめ 
9中間試験と解説 
104 著作権の保護は必要か/4.1問題の概要 
114 著作権の保護は必要か/4.2ディスカッション 
124 著作権の保護は必要か/4.3まとめ 
135 インターネットと民主主義/5.1問題の概要 
145 インターネットと民主主義/5.2ディスカッション 
155 インターネットと民主主義/5.3まとめ 
 
テキスト・参考書 テキスト;テキストはもちいず、資料を配布する。
参考書;授業内容全般に関わる参考文献には、以下のようなものがある。
橋元良明『メディアと日本人』岩波新書
越智他編『情報倫理学』ナカニシヤ出版
水谷雅彦『情報の倫理学(現代社会の倫理を考える15)』丸善
越智貢編『情報倫理学入門』ナカニシヤ出版 
自学自習についての情報 配布資料は授業時には参照箇所のみをもちいるので、毎回、授業後に再度熟読して、きちんと理解しておくこと。また各テーマについて、受講生に意見発表をしてもらうので、その準備をしておくこと。 
授業の形式 資料プリントの理解を基礎にしながら、講義・演習形式でおこなう。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) ・授業への参加状況、提出課題などの評価 30%
・中間試験 30%
・期末試験 40% 
その他(授業アンケートのコメント含む)