科目情報
科目名 英米文学講読IIIB 
クラス − 
授業の概要 シェイクスピアの喜劇『夏の夜の夢』(A Midsummer Night's Dream)を読みながら、エリザベス朝の演劇の基本的なルールや、当時の文化的背景を学びます。夏至の夜と妖精の関係などの民間伝承について、16世紀の劇場での上演の決まりなど、劇作品を楽しみながら学ぶことは多くあります。様々に演出された映画を比較したり、王の言葉、若い恋人たちのやり取りなど、詩と散文の違いも見ていきます。 
授業の到達目標 1. エリザベス朝の文化や芝居にまつわる基本的な知識を得る。
2. シェイクスピア劇の台詞に触れることで、初期近代英語の知識を得るだけでなく、現代の英語に繋がっていることを理解できる。
3.シェイクスピア劇の筋から、今も使われている喜劇の構造を深く考えることができる。 
授業計画 ※以下の予定は変更されることがあります。
内容
1(1)授業についてのガイダンス(成績評価について、予習復習のことなど)
(2)シェイクスピアとはどういう人物か。シェイクスピアにまつわるキーワードと劇作品について。 
2シェイクスピア劇を理解するための基礎知識
(1)エリザベス朝の文化
(2)劇場について 
3シェイクスピアの英語について 
4第1幕第1場
テキストの台詞を全て訳すのではなく、重要だと思われる台詞や場面を取り上げる。
グループでの話し合い、発表も含まれる。 
5第1幕第2場
テキストの台詞を全て訳すのではなく、重要だと思われる台詞や場面を取り上げる。
グループでの話し合い、発表も含まれる。一幕が終わるごとに、映像資料も利用する。 
6第2幕第1場
テキストの台詞を全て訳すのではなく、重要だと思われる台詞や場面を取り上げる。
グループでの話し合い、発表も含まれる。 
7第2幕第2場
テキストの台詞を全て訳すのではなく、重要だと思われる台詞や場面を取り上げる。
グループでの話し合い、発表も含まれる。 
8第3幕第1場
テキストの台詞を全て訳すのではなく、重要だと思われる台詞や場面を取り上げる。
グループでの話し合い、発表も含まれる。 
9第3幕第2場(前半)
テキストの台詞を全て訳すのではなく、重要だと思われる台詞や場面を取り上げる。
グループでの話し合い、発表も含まれる。 
10第3幕第2場(後半)
テキストの台詞を全て訳すのではなく、重要だと思われる台詞や場面を取り上げる。
グループでの話し合い、発表も含まれる。 
11第4幕第1場
テキストの台詞を全て訳すのではなく、重要だと思われる台詞や場面を取り上げる。
グループでの話し合い、発表も含まれる。 
12第4幕第2場
テキストの台詞を全て訳すのではなく、重要だと思われる台詞や場面を取り上げる。
グループでの話し合い、発表も含まれる。 
13第5幕第1場(前半)
テキストの台詞を全て訳すのではなく、重要だと思われる台詞や場面を取り上げる。
グループでの話し合い、発表も含まれる。 
14第5幕第1場(後半)
テキストの台詞を全て訳すのではなく、重要だと思われる台詞や場面を取り上げる。
グループでの話し合い、発表も含まれる。 
15『夏の夜の夢』についてまとめ 
 
テキスト・参考書 教科書:『真夏の夜の夢』研究社小英文叢書(研究社)ISBN978-4-327-01299-1
参考書:翻訳は松岡和子訳(ちくま文庫)や小田島雄志訳(白水社Uブックス)などがあります。 
自学自習についての情報 1. 授業の最初に自学自習について説明する予定ですが、大まかな筋を知るために翻訳は必ず読んでおいて下さい。
2.原文の英語の台詞がそのまま日本語の翻訳になっているわけではありません。比喩やオチが日本の文化に馴染むように変えられることもあります。整った日本語で訳すことではなく、原文にはどう書かれているのかを考えて英語を予習してください。
3. 集中講義なので、一日に読む分量が多くなります。グループ学習の時間も取りますので、他のメンバーとの議論に参加できるように、必ず予習して下さい。 
授業の形式 講義と演習 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業貢献度(発表など)20%
小テスト(クイズ&あるテーマについての意見を書く)30%
レポート(『夏の夜の夢』について、何かテーマを自分で選び論じる)50% 
その他(授業アンケートのコメント含む)