科目名 |
技術・栽培教育演習II |
クラス |
− |
授業の概要 |
本授業Iと同様である.すなわち,教員の推奨する技術教育,農業教育,環境教育などに関する文献や学生自らが興味を抱いて選定した文献を,学生自身が精読し,その内容や問題点などを整理して教官や他の学生の前で発表し,質疑応答する.発表は輪番制である.実際には卒業研究に関する内容を取り上げることが多くなろう.また,後期には卒論執筆のための研究や卒論発表のための練習などにも時間を割くことになる.また,授業に関連する現地見学も行うことがある.卒業研究論文(卒論)発表が間近であるので、そのための準備も行う. |
授業の到達目標 |
本授業Iと同様に,技術教育,環境技術,環境教育,栽培学,農業教育を専攻し,卒業研究を進めるために必要な知識を身に付け,研究や卒論執筆に必要な文献を自ら調べ理解する能力を養う.研究発表のためのプレゼンテーション技術,質疑応答のツボなども学習する. |
授業計画 |
本授業Iと同様に,技術教育,環境技術,環境教育,栽培学,農業教育の専門書や専門的論文およびそれらの教育に関する論文,資料などを集め,学生同士で分担し合ってあらかじめ精読しておく.授業までの準備に,いかに努力するかが発表の成否につながる.通常,1回の授業で2人の学生が1人20分程度発表し,20分程度の質疑応答を行う.質疑応答のときの質問者や回答者の内容や態度にも,その学生の実力が正直に反映される.授業内容は,学生の発表内容により毎年変わるので,具体的な授業計画は示すことができない. 現地見学は極度の環境破壊が現存する場所や環境問題を取り扱う研究施設を対象に実施する. なお授業の開講曜日と時間はIと同様に,学生との協議で決める.授業初日には土屋研究室に集合すること. |
テキスト・参考書 |
授業の都度,提示する. |
自学自習についての情報 |
授業時に,必要に応じて示す. |
授業の形式 |
おもに演習(発表および討議)形式である. |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
毎回の発表者の発表内容と表現力,および質疑応答時の質問内容とその表現,応答内容とその表現などから学生の実力を総合的に評価する.実力の絶対評価だけでなく,学生の成長の過程や程度も評価する. |
その他(授業アンケートのコメント含む) |
本授業と併せて,別の時間帯に卒業研究のための自主セミナーを週1回程度,実施することもある. |