科目名 |
住居学方法論 |
クラス |
− |
授業の概要 |
現代の住居のあり様が、歴史的な経緯を経て形成されてきたものであり、社会の様々な環境の中で成り立っていることを理解する。また、現代の住居が抱えている様々な問題について、基本的な理解を深める。 学外見学と学生による発表を含む内容とする。 |
授業の到達目標 |
(1)住居学分野の専門用語を説明することができる。 (2)様々な供給スタイルの住宅についてその特徴を理解し、説明できる。 (3)現代の住居が抱える基本的な問題について理解し、問題が生じる原因、問題解決の方法について考える。 (4)自分の考える住居や地域の問題について調べ、発表することができる。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス、伝統的な住まいの形について |
2 | 住まいを形成する地域社会の論理 |
3 | 分譲集合住宅(マンション)のコミュニティ |
4 | 分譲集合住宅(マンション)の修繕問題 |
5 | タウンハウスの管理問題とコミュニティ |
6 | 居住地の管理〜みんなで地域を作り守る〜 |
7 | 環境共生住宅〜地球環境への配慮〜 |
8 | コレクティブ住宅〜共同生活の楽しさ〜 |
9 | コーポラティブ住宅〜みんなで住まいを創る〜 |
10 | 家族と住まい(1)家族周期と住居 |
11 | 家族と住まい(2)高齢者の生活空間 |
12 | 家族と住まい(3)子どもの生活空間 |
13 | 学外見学(「住まいのミュージアム」を予定) |
14 | 受講者による発表(1)発表の準備 |
15 | 受講者による発表(2)発表会 |
|
テキスト・参考書 |
テキスト:随時必要な資料を配布する 参考書:NPO法人 西山卯三記念住まい・まちづくり文庫「昭和の住まい」創元社 授業の中でも紹介していく |
自学自習についての情報 |
13回授業までは、プリントに基づいてよく講義の復習を行ってください。 それに加えて、日ごろから新聞やテレビなどの住まいに関するニュースに関心を持って見てください。 14回、15回授業では、住まいや地域の問題で気になったニュースなどについて、発表してもらいます。 |
授業の形式 |
プリントを基にした講義をする回と、学生による発表と議論を中心にする会がある。 また、学外見学を取り入れる予定である。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
発表30%、レポート20%、期末試験50%の割合で評価する予定である。 |
その他(授業アンケートのコメント含む) |
学外見学の日時は、授業の進度と受講生の都合、見学先のスケジュール等を調整して決めるので、授業内容が入れ替わることがあります。 |