科目名 |
美学概論II |
クラス |
− |
授業の概要 |
この講義では、人間と他の事物、道具、動植物などがもつさまざまな関係を考えることからはじめて、雑多な種の混成体としての世界を考察します。後半では感性的側面とも密接に関わりのある子供たちの遊び場に着目し、子供たちと事物の関係を人類学者や建築家、都市計画家らの知見をもとに観察し、異種が混淆する空間として遊び場をとらえ直します。 |
授業の到達目標 |
わたしたちをとり巻くさまざまな事物、道具、動植物などと人間がとりもってきた関係を人類学的な観点から再考しつつ、応用編として子供と遊び場の関係をフィールドワークを通じてとらえ直すことを目標とします。 |
授業計画 |
受講人数などによって変更する可能性があります。
回 |
内容 |
1 | 異種混淆の空間としての遊び場って?(ガイダンス) |
2 | 手はじめに1ーー動物と人間 |
3 | 手はじめに2ーー事物と人間 |
4 | フィールドワークの実践ーーラトゥールの場合 |
5 | フィールドワーク1ーー遊び場を探す |
6 | 報告1 |
7 | プレイパークの来歴ーー海外の場合 |
8 | プレイパークの来歴ーー国内の場合 |
9 | フィールドワーク2ーー公園 |
10 | 報告2 |
11 | フィールドワーク3ーー公園以外の遊び場 |
12 | 報告3 |
13 | フィールドワーク4ーーどんな場所があればいいのだろう |
14 | 遊び場の提案 |
15 | まとめ |
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テキスト・参考書 |
なし。必要に応じて適宜情報提供します。 |
自学自習についての情報 |
講義中に紹介する展覧会やイベント、映画、著作などを見て回ってください。 |
授業の形式 |
基本的には講義と鑑賞。受講人数によっては適宜発言を求めたり、議論をおこなったりします。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
各回のレポート(60%)と積極的な参加(40%)。 |
その他(授業アンケートのコメント含む) |
なし。 |