科目情報
科目名 数理と情報 
クラス − 
授業の概要 1. 情報を定量的に取り扱う方法を学ぶ。
2. 情報をコンパクトに符号化する方法を学ぶ。
3. 情報を伝送する際になるべく誤りが生じないように符号化する方法を学ぶ。  
授業の到達目標 1. 情報量とエントロピーを理解し、それらの計算ができる。
2. 情報源における符号化定理、符号化法を理解し、符号化に関する計算ができる。
3. 通信路における符号化定理、符号化法を理解し、符号化に関する計算ができる。  
授業計画
内容
1情報とは 
2情報量とエントロピー 
3結合エントロピーと条件付きエントロピー 
4相互情報量 
5情報源モデル 
6情報源におけるエントロピー 
7情報源符号化 
8情報源符号化定理とハフマン符号 
9通信路 
10通信路符号化定理とパリティ検査符号 
11線形符号の符号化法 
12線形符号の復号化法 
13巡回符号の符号化法 
14巡回符号の復号化法と復号誤り確率 
15符号化の演習 
 
テキスト・参考書 [テキスト] 資料を配付する。
[参考書] 情報理論、今井秀樹、昭晃堂 
自学自習についての情報 理論なので数学の知識、具体的には対数、確率、ベクトル、行列、多項式などの予備知識を有していることが望ましい。
また、授業後に過去の演習問題を解き直してみるなどして復習していくこと。  
授業の形式 講義と演習を併用  
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 期末試験80%、演習20% 
その他(授業アンケートのコメント含む) 例えば授業計画第8回で学ぶハフマン符号はZIPやJPEGなどに使用されるなど、本授業で学ぶ内容は多くの分野で実際に用いられている。