科目情報
科目名 6年制コースゼミII 
クラス − 
授業の概要 具体的な事例を基に、教育実践の研究方法について理解し、自身の研究計画を構想するための基礎的な力量を身につける。 
授業の到達目標 1) フィールドワークを通して、学校現場で各人の教育実践課題に対する対応力を身につける。
2) 主免教育実習のビデオ記録分析を通して、授業実践力の向上をはかる。
3) 大学院進学を見通し、大学院授業科目の先行履修に向けて、研究遂行力を身につける。
4) 少人数でのグループワークを通して、討論の方法を身につけ、コミュニケーン力の向上をはかる。
 
授業計画 次の3つのパートに分けて行う。
(1) フィールドワーク(京都府「教育課題研究実地演習」または京都市「学校インターンシップ研修」)に登録し、教育現場で実習し、学校教育における現代的課題を探索する。
(2) 主免教育実習の分析と振り返り 主免教育実習のビデオ記録を分析し、グループワークでの議論を通して自己評価をおこない、課題をみつける。 
(3) 院生の研究説明と研究構想の構築 院生が実際にどのような研究をしているか、「院生モデル」を知る。大学院への進学を見通して研究を構想し、グループで意見を交換する。
内容
1オリエンテーション 
2(1)-1 フィールドワークにおける教育課題と研究方法 
3(2)-1 主免教育実習のビデオ記録分析の視点  
4(2)-2 主免教育実習のビデオ分析と検討・質疑−幼稚園・小学校−  
5(2)-3 主免教育実習のビデオ分析と検討・質疑−中学校− 
6(2)-4 主免教育実習のビデオ分析と検討・質疑−高等学校− 
7(2)-5 主免教育実習の総括と課題 
8(1)-2 フィールドワークの中間報告 
9(3)-1 研究構想の立て方 
10(3)-2 院生の研究説明とグループディスカッション(1) 
11(3)-3 院生の研究説明とグループディスカッション(2) 
12(3)-4 研究構想の発表 
13(1)-3 フィールドワークの報告(1) 
14(1)-4 フィールドワークの報告(2) 
15後期授業の振り返りと今後の課題 
 
テキスト・参考書 教科書は用いない。参考文献・資料などは授業中に提示する。
参考書として、たとえば、山田剛史ほか『大学生のためのリサーチリテラシー入門: 研究のための8つの力』ミネルヴァ書房2011など。 
自学自習についての情報 フィールドワークの計画や、報告準備のための学習が必要である。 
授業の形式 教員を交えてグループワークを主体に研究・学修を進める。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 平常点(40%)、発表・報告内容(40%)、提出物(20%)等で評価する。 
その他(授業アンケートのコメント含む) 授業は月曜日の5限に開講し、全出席が原則必要である。主体的で活発なゼミへの参加を期待している。