科目情報
科目名 社会科教育教科内容論VII 
クラス − 
授業の概要 時事問題という身近な話題を通して、社会科の授業などの教育現場で法律を扱えるようになることを目指す。
【前半】法律学の基礎知識を講義形式で身につける。
【後半】参加者が希望するテーマに沿って、法律に関係する時事問題を紹介し、全員でディスカッションを行う。
扱う題材は参加者の希望を受けて決めるが、例えば、以下の様なテーマを提案する予定である。
・15歳未満の臓器移植
・ブラック企業と法
・取り調べの可視化
・表現の自由とテロ 等 
授業の到達目標 ・世の中の様々なニュース・紛争と、法律がどう関係しているかを理解する。
・最新の法律問題について、自分の意見を持ち、法的視点から考える力を養う。
 
授業計画 前半の講義パートでは法律の基本的知識や文献の調べ方を学習し、後半ではテーマに沿った報告を行う。
後半の演習パートでは担当者に指定するテーマについて報告を行ってもらい、参加者でディスカッションをするので、授業前に時間をかけて準備することが求められる。
内容
1ガイダンス    
2法学概論 
3裁判とその他の紛争解決手段 
4裁判制度@(民事訴訟)  
5裁判制度A(刑事訴訟) 
6司法制度改革 
7条文の読み方、様々な法の種類 
8判決文、法学文献の調べ方 
9判決文の読み方、法学の様々なアプローチ 
10時事問題と法に関する報告(1)15歳未満の臓器移植
 
11時事問題と法に関する報告(2)SNSへの投稿と法律トラブル 
12時事問題と法に関する報告(3)ブラック企業と法 
13時事問題と法に関する報告(4)万引き犯の顔写真公開の問題点        
14時事問題と法に関する報告(5)取り調べの可視化      
15時事問題と法に関する報告(6)表現の自由とテロ 
 
テキスト・参考書 適宜、授業の中で紹介する。 
自学自習についての情報 ・講義パートではレジュメを配布するので、講義終了後は復習すること。
・演習パートでは、報告者は予め選んだテーマについて50〜60分程度の報告ができるよう準備をすること。 
授業の形式 前半は講義形式、後半は演習形式で行う。
参加者の人数により、一人あたり担当する報告回数が変わる場合がある。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業の参加状況、担当した報告の内容により総合的に評価する。 
その他(授業アンケートのコメント含む) なし