科目情報
科目名 木材加工特論 
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授業の概要  木材は建築、家具、食器など、材料として私たちの身近で使われ、また加工が容易で、入手もしやすく、持続可能な物質であるため、学校教育でも多方面で活用されている。ものづくり学習を行う場合、最初に材料の基本的性質を子どもたちに教授する必要がある。一方、天然材料であることから性質が多岐にわたるため、子どもたちの理解には適切な教材・教具が必要となる。本講義では、木材の性質を理解する教材・教具および工業資材としての木材の利用、例えば木質材料(合板、集成材、パーチィクルボード、ファイバーボード)、木質プラスチック、バイオマス発電燃料、セルロース技術(製紙、レーヨン、ナノファイバー)などについて解説する。さらに教育現場で活用できる教材を実際に製作する。 
授業の到達目標  木材に関する基礎知識を学習するため、中学校技術科および専門高校の工業科などで教授する木材加工の理論と加工実習に強い教員の育成を目指します。 
授業計画 1回目 樹木と木材
2回目 木材の物理的性質(1)木材密度
3回目 木材密度の簡易測定教具作成
4回目 木材の物理的性質(2)水分と変形
5回目 木材の物理的性質(3)木材と音、光
6回目 音響教材、光教材の作成
7回目 木材の強度的性質(1)木材の弾性、強さ
8回目 木材の強度的性質(2)構造物としての木材(構造設計を含む)
9回目 木質材料(合板、集成材、パーチィクルボード、ファイバーボード)
10回目 木質材料製作
11回目 木質プラスチック
12回目 バイオマス発電燃料
13回目 セルロース技術(製紙、レーヨン繊維、セルロース・ナノ・ファイバー)
14回目 最先端木材加工技術(1)レーザー加工
15回目 最先端木材加工技術(2)3次元加工技術

 
テキスト・参考書 必要な内容はコピーします。参考書は適宜指示します。 
自学自習についての情報 座学とものづくり活動が混在します。 
授業の形式 講義・演習(説明は視聴覚機器を用い、また製作は加工実習室を用います。)
 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 1)中間レポート(30%) 2)演習の取組(40%) 3)期末試験(30%) 
その他(授業アンケートのコメント含む)