科目情報
科目名 英語科教育特別演習IV 
クラス − 
授業の概要 英語学力の本質、測定・評価のあり方と問題点について考究する。 
授業の到達目標 テスト作成能力の向上、正しい評価方法を習得することを目標とし、評価に関する論文や先行研究を読み解くことを通して、理論と実践力を養う。
また実際に小学校・中学校・高等学校におけるテスト例を分析する中で、望ましいテストの作成能力を養う。 
授業計画 毎回、担当者を決めてテキストの内容を発表してもらい、その後討議を行う。また,テスト問題を検討すると共に、テスト問題を作成する。
内容
1オリエンテ−ション Introduction 
2Chapter 1 Teaching and Testing, Chapter 2 Testing as problem solving: an overview of the book 
3Chapter 3 Kinds of tests and testing, Chapter 4 Validity, Chapter 5 Reliability 
4Chapter 6 Achieving beneficial backwash, Chapter 7 Stages of test development 
5Chapter 8 Common test techniques, Chapter 9 Testing writing 
6Chapter 10 Testing oral ability 
7Chapter 11 Testing reading  
8Chapter 12 Testing listening 
9Chapter 13 Testing grammar and vocabulary 
10Chapter 14 Testing overall ability  
11Chapter 15 Tests for young learners  
12Chapter 16 Test administration 
13小学校における評価 
14中学校におけるテストと評価 
15高等学校におけるテストと評価、まとめ 
 
テキスト・参考書 テキスト:Arthur Hughes 2003. Testing for Language Teachers. 2nd Edition. Cambridge University Press.
参考書:田中正道(監修)2005.『これからの英語学力評価のあり方−英語教師支援のために−』教育出版.
    大学英語教育学会 (監修) 2011.『テスティングと評価―4技能の測定から大学入試まで』(英語教育学大系) 大修館書店.
    L.F. バックマン/A.S. パーマー(著)、大友賢二/ランドルフ/スラッシャー(監訳)『実践 言語テスト作成法』大修館書店.
       また、授業時に適宜紹介するとともに、必要に応じてプリントを配布する。 
自学自習についての情報 テキストの読解と、課題レポート、参考文献を読むことなどを課題とする。 
授業の形式 演習・実習・発表・討論 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 1 平常点・授業への参加度(50%)
2 レポート(50%) 
その他(授業アンケートのコメント含む) 1 3回以上欠席した場合は単位を取得できない。
3 英語教育に関する修士論文を書く場合は、この授業を受講することが望ましい。