科目情報
科目名 言語活動を重視した授業の創造 
クラス − 
授業の概要 言語活動を通して、思考力・判断力・表現力を育成することが求められている。本講義では、言語活動のなかでもとりわけ思考力・判断力・表現力の育成に効果があるディベートを取り上げる。ディベートは教科や特別活動など、さまざな場面で学校現場に行われているが、ディベートを用いてテクストを読む授業を取り上げる。ディベートで「詩」を読む演習を通して、ディベートの実践方法、実践上の留意点などを明らかにする。また、読みの学習指導にディベートを用いる可能性を追求する。 
授業の到達目標 ・教育ディベートの実践方法、実践上の留意点などを理解できる。
・ディベートを読みの学習指導に用いる際に、適切な論題設定、テクストの選択を行い、学習指導過程のさまざまな位置でディベートを用いることができる。
・読むとはどのような営みなのか、説明文を読むことと文学を読むこととはどのように違うのかを説明できる。 
授業計画
内容
1PISAの求める読む力[1] 
2PISAの求める読む力[2] 
3PISAの求める読む力[3] 
4読むという営み−認知心理学の知見から− 
5ディベートで文学を読む[方法論] 
6ディベートで文学を読む[論理構築] 
7ディベートで文学を読む[論理構築] 
8ディベートで文学を読む[論理構築] 
9ディベートで文学を読む[ディベートマッチ] 
10ディベートで文学を読む方法[論題・テキスト論] 
11ディベートで文学を読む方法[多様な学習指導の展開] 
12ディベートで説明文を読む[1] 
13ディベートで説明文を読む[2] 
14文学を読むこと説明文を読むこと 
15授業の総括と評価 
 
テキスト・参考書 プリントを配布する。参考文献 井上雅彦『ディベートを用いて文学を〈読む〉』(明治図書) 
自学自習についての情報 課題やレポート、指導案の作成などを通して、教育ディベートの方法を理解し、文学を読む・説明文を読むということはどういうことなのか理解できるようにするので、それにしたがって自学自習を行うこと。 
授業の形式 講義、演習、事例研究 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業参加の積極性と課題の遂行度、レポートを総合的に評価する。 
その他(授業アンケートのコメント含む)