科目情報
科目名 第2言語習得論 
クラス − 
授業の概要 第2言語学習に関わるさまざまな現象について,基礎的な概念や分析の方法を紹介する。 
授業の到達目標 第2言語習得に関する基礎的な知識を身につけ,第2言語の学習や教育のあり方を理論に即して考えることができる。 
授業計画 第1言語の習得と第2言語の習得を比較しながら,主に第2言語としての日本語の習得に関する研究を概観する。

内容
1イントロダクション 
2ことばと人間 
3第一言語の獲得 
4第二言語習得と環境 
5第二言語習得の理論(1)研究の歴史 
6第二言語習得の理論(2)インプット 
7第二言語習得の理論(3)認知的モデル 
8さまざまな教授法 
9第二言語習得の個別性要因(1)年齢 
10第二言語習得の個別性要因(2)認知タイプ,等 
11語用論能力の習得(1)語用論的能力とは 
12語用論能力の習得(2)語用論的転移 
13談話の習得(1)文を越える文法 
14談話の習得(2)言語による社会化 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 テキストは指定しない。
参考書:
小柳かおる・峯布由紀(2017)『認知的アプローチから見た第二言語習得-日本語の文法習得と教室指導の効果』くろしお出版
新多了・馬場今日子(2016)『はじめての第二言語習得論講義: 英語学習への複眼的アプローチ』大修館書店
今井むつみ・針生悦子(2014)『言葉をおぼえるしくみ: 母語から外国語まで』筑摩書房 (ちくま学芸文庫)
内田伸子(2010)『発達心理学-ことばの獲得と教育』岩波書店 
自学自習についての情報 授業と並行して、参考書を自分で読み進めること。 
授業の形式 講義と討論を組み合わせて行う。 
アクティブラーニングに関する情報 授業ではデータの分析や課題の検討をグループで行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 小テスト  50%
期末テスト 50% 
その他(授業アンケートのコメント含む)