科目情報
科目名 発達心理学講読 
クラス − 
授業の概要 発達心理学の文献を購読する。概説的な入門書の購読から始め、発達心理学の基本的な用語や知識を身につけたうえで、受講生の関心や意欲に応じてより専門的な文献へと読みすすめていく。 
授業の到達目標 発達心理学で扱われているテーマや議論について基本的な知識を得るとともに、各自の問題意識との関連で研究論文の購読に挑戦し、当該研究領域における方法論や現在議論の中心となっている事柄について理解する。 
授業計画 概説的な入門書の購読から始め、必要に応じて基本的な用語や知識に関する解説を交えながら、文献購読に慣れていく。受講生各自の関心の深まりに応じて、より専門的な文献の講読へと進んでいく。担当部分についてはレジュメを作成して紹介・発表を行い、受講生全員で討論・考察していく。 
テキスト・参考書 授業の初回に受講生の関心や希望に応じて購読する文献を選択する。受講生が選択・発表する文献については授業の中で随時選択していく。必要に応じて資料を配布する。 
自学自習についての情報 購読するテキストや文献については、自分が担当する部分以外についても必ず事前に熟読し、疑問点やさらに知りたい部分などをあらかじめ自分のなかで明確にしておく。 
授業の形式 演習形式。原則として受講生各自が担当する部分を決め、レジュメ作成のうえ交替で紹介・発表して、全体で議論・考察していく。 
アクティブラーニングに関する情報 各自の発表を受けて随時グループディスカッションを行う。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 試験は行わず、授業における発表準備ならびに発表プレゼンテーションへの取り組み,全体での討論における参加の程度に基づき総合的に評価する。発表準備や発表プレゼンテーションについては取り組みへの意欲の高さや内容の適切性、討論については積極性や問題把握の的確さならびにオリジナリティ、をそれぞれ重視して評価する。 
その他(授業アンケートのコメント含む) 発達心理学に関する予備知識の有無は問わない。自分の問題意識にもとづき文献を読みすすめていくことの楽しさと充実感を体験するとともに、そのことが可能になる基礎的な知識や素養を身につけてほしい。