科目情報
科目名 心理療法論 
クラス − 
授業の概要 心理療法の基本的な理解として、主要な3つのアプローチ(精神力動・ヒューマニスティック・認知行動)について取り上げ、さらに心理療法の流れに即して、心理的問題の理解やセラピーの具体例、臨床家の訓練等について理解を深める。 
授業の到達目標 1.カウンセリングの基礎的な理解として、心理アセスメントの方法について説明できるようになる。
2.心理療法の主要な3つのアプローチについて、その特徴と違いについて、理解することができる。
3.現代社会における臨床心理学の意義と課題について、理解することができる。 
授業計画
内容
1オリエンテーション:心理療法と臨床心理学 
2序章;臨床心理学と社会 
3第1章;臨床心理学とは何か 
4第2章;心理的問題の理解と方法 
5第3章;精神力動アプローチ@ 
6第4章;精神力動アプローチA 
7第5章;ヒューマニスティックアプローチ@ 
8第6章;ヒューマニスティックアプローチA 
9第7章;認知行動アプローチ@ 
10第8章;認知行動アプローチA 
11第9章;統合的アプローチ 
12第10章;セラピーを行う 
13第11章;臨床心理学の研究 
14第12章;臨床家の訓練と成長 
15まとめ  
 
テキスト・参考書 テキスト:「臨床心理学入門」 岩壁茂・福島哲夫・伊藤絵美著 (有斐閣)
参考書 :「スクールカウンセラーの第一歩」 内田利広他 著 (創元社) 
自学自習についての情報 授業では、事前にテキストを読んでいることを前提にすすめるので、テキストの指定の範囲を読んで、自分なりの意見・疑問点やコメントをまとめておくこと。 
授業の形式 まず、受講者にテキストの内容について事前に読んで、疑問点や重要だと思ったポイントなどについて報告していもらい、その質問に答えるとともに、さらに解説を加え、教員と受講生とのやり取りを通して、授業を進める。 
アクティブラーニングに関する情報 事前学習による質疑応答におり、進める。またグループでのディスカッションやロールプレイも取り入れる。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 平常点(事前学習の内容・授業でのディスカッション内容)50%、毎回の授業後のミニレポート20%、最終レポート30%により総合的に評価する。 
その他(授業アンケートのコメント含む) 臨床心理士に関心がある人や、教員として子どもの心の問題やその支援に関心のある人に受講を勧める。