科目情報
科目名 現代幾何学 
クラス − 
授業の概要 「幾何学」とは、図形や空間の性質を研究する数学の一分野です。
この授業では、凸多面体と呼ばれる図形の性質を、適宜演習を挟みつつ学習していきます。 
授業の到達目標 凸多角形の面積や凸多面体の体積の公式、オイラーの多面体定理等に触れ、実際に使ってみることが、この授業の目標です。

 
授業計画
内容
1授業内容の説明、凸多面体とは何か 
2凸多角形の例と性質 
3凸多角形の面積の公式(1) ピックの定理 
4凸多角形の面積の公式(2) 額賀の定理 
512点定理 
6中間試験(1)  
7凸多面体の例と性質 
8凸多面体のエルハート多項式(1)  
9凸多面体のエルハート多項式(2)  
10凸多面体のエルハート多項式(3)  
11中間試験(2) 
12凸多面体のf列(1) 
13凸多面体のf列(2) 
14凸多面体のf列(3) 
15復習 
 
テキスト・参考書 テキストは使用しません。適宜レジュメを配布します。
参考書としては、以下の本が挙げられます。

(1) M.ベック/S.ロビンス 著、岡本吉央 訳、『離散体積計算による組み合わせ数学入門』、丸善出版、2012
(2) G.M.ツィーグラー 著、八森正泰/岡本吉央 訳、『凸多面体の数学』、丸善出版、2003

また、「ピックの公式」「エルハート多項式」等のキーワードで検索すると、授業内容の理解を助ける資料が
色々入手できますので、そちらも併せて見ていただくと良いと思います。

 
自学自習についての情報 自分で手を動かして計算したり考えてみたりすることが重要です。 
授業の形式 適宜演習の時間を挟みながら、講義を進めていきます。 
アクティブラーニングに関する情報 演習の時間は、他の受講者と相談しながら問題を解いてもらいます。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 2回の中間試験(2×30%)および期末試験(40%)によって評価を行います。 
その他(授業アンケートのコメント含む)