科目名 |
生物学II |
クラス |
− |
授業の概要 |
この授業は理科の学生を対象にしているもので、生態・環境・進化の各分野の理解を深めるために必要な事項について学ぶ。生物の個体群動態、生物間の相互作用、環境と生物群集のかかわり、進化と自然選択説、種分化などのテーマについて概説し、高校生物と大学の専門科目との橋渡しを行う。 |
授業の到達目標 |
生物どうしの関わりが生物集団(種や群集)に変化をもたらすしくみと変化のようすについて理解する。環境と生物の関わりを理解し、生物の保全についての一般的な知見を得る。進化論(自然選択説)を理解し、進化の証拠や進化が生起するしくみを理解する。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | はじめに・生物の特徴とは |
2 | 植生とは何か |
3 | バイオーム・保全 |
4 | 生態系の物質動態 |
5 | 進化論の歴史と自然選択説 |
6 | 自然選択の力を見積もる |
7 | 個体群と群集 |
8 | 景観、環境、生物 |
9 | なわばりと群れ |
10 | 捕食-被食関係と個体群動態 |
11 | 被食防衛 |
12 | 共生と共進化 |
13 | 種分化 |
14 | 系統と進化の歴史 |
15 | 理科課題研究の例示 |
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テキスト・参考書 |
授業時に紹介するとともに、必要に応じてプリント資料を配布する。 |
自学自習についての情報 |
高校生物の内容を踏まえた講義を行うため、履修・未履修を問わず、予め次回の内容を確認、自習しておくこと。基本的な専門用語だけでもどのようなことかわかるよう予習を心がけること。小テストの予復習は必須。 |
授業の形式 |
講義 |
アクティブラーニングに関する情報 |
適宜、ディスカッションや発表を行う。グループワークを行うこともある。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
小テスト(30%)、期末試験(70%) |
その他(授業アンケートのコメント含む) |
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