| 科目名 |
食生活実習 |
| クラス |
－ |
| 授業の概要 |
健康な食生活を送るために必要な「食」に関する基本的な知識や技術を、実験・実習を通じて習得する。 |
| 授業の到達目標 |
１，食品の特性と取り扱い方、基本的な調理技術が習得できる。。
２，食品の衛生的な取り扱い方や食の安全性、食を取り巻く課題について理解できる。
３，簡単な日常食の献立を作成し、実際に調理できる。
４，食文化や食事作法について理解できる。 |
| 授業計画 |
※変更もありうる。
| 回 |
内容 |
| 1 | ガイダンス：実習の心得、実習室の使用法、班分け等
講義：食品や器具の衛生と安全、調理の基本、環境への配慮
グループワーク：テキスト「食品成分表」内容紹介分担 |
| 2 | 講義：食品の特徴と調理ー米・みそ・だしー、食文化と食事作法 |
| 3 | 実習：ご飯、みそ汁、和菓子、緑茶 |
| 4 | 講義：食品の特徴と調理ー野菜・汁物ー
食の現状と課題 |
| 5 | 実習：えんどうご飯、かき玉汁、小松菜の胡麻和え
実験：食品の塩分濃度 |
| 6 | 講義：食品の特徴と調理ー卵の調理特性ー
食の衛生と安全（食中毒） |
| 7 | 実験：卵の調理特性
実習：ゆで卵、温泉卵、卵サンドイッチ |
| 8 | 講義：食の衛生と安全（食をとりまく環境・食品事情の基礎知識）
実験：加工食品の食品添加物・糖度 |
| 9 | 講義：食品の特徴と調理ー魚ー
小試験① |
| 10 | 実習：さかな料理、きゅうりとわかめの酢の物、吉野鶏と三つ葉のすまし汁 |
| 11 | グループワーク：テキスト「食品成分表」内容紹介プレゼンテーション① |
| 12 | グループワーク：テキスト「食品成分表」内容紹介プレゼンテーション②
講義：食品の特徴と調理ー小麦粉、ペクチン、寒天とゼラチンー |
| 13 | 実習（マフィン、旬の果物ジャム、アイスティ）
実験（小麦粉のグルテン） |
| 14 | 日常食の献立作成、班ごとに献立発表
小試験② |
| 15 | 実習（自由献立）、評価、本講義のまとめ |
|
| テキスト・参考書 |
テキスト：「オールガイド食品成分表2017」 実教出版編集部編 実教出版
参考書：「NEW調理と理論」山崎清子 他 著 同文書院
「わかりやすい調理」遠藤仁子 他 編 株式会社みらい |
| 自学自習についての情報 |
基本的に講義を行った次の授業で実習を行う。事前によく予習をし、段取り良く実習が進むように努めること。
自宅においても調理を行う機会を増やし、技術の向上に努めること。
テキスト「食品成分表2017」の内容紹介をパワーポイントを使って分担して行う。 |
| 授業の形式 |
講義および実験・実習形式。実験・実習は4人1グループで行う。 |
| アクティブラーニングに関する情報 |
実習による技術習得のほか、グループワークやディスカッションを常に行う。 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
実験・実習、講義への参加態度３０％、実験・実習レポート３０％、試験４０％とする。ただし、実習を伴う授業のため１１回以上の出席で評価対象とする。（遅刻２回で欠席１回とみなす。）
|
| その他（授業アンケートのコメント含む） |
実験・実習室の設備に限りがあるため、定員は２４名とする。２回生以上が対象。材料費は自己負担とする。
実習時にはエプロン、三角巾,マスクを着用すること。本授業は、食物に関する実験・実習科目の中で最も基本となる。
日程や授業内容は、授業の進行状況等により変更になる場合がある。 |