| 科目名 |
美学概論I |
| クラス |
− |
| 授業の概要 |
「美学」という言葉が生まれたのは18世紀ドイツですが、西洋では古代から連綿と芸術や美にまつわる言葉が紡がれてきました。この講義では近代の黎明である16世紀から説き起こし、過去と現代を往還しながら趣味、歴史、精神分析、技術、記号、人類などをテーマに代表的な思索を20世紀後半まで辿ります。講義をとおして芸術のとらえかたや人間の認識のありかたを検討します。 |
| 授業の到達目標 |
美学の流れを知り、芸術が自然や社会、ひいてはわたしたちの生活ととどのような関係を切り結んできたかについて、多角的に見る下地をつくることを目標とします。 |
| 授業計画 |
受講人数によって変更する可能性があります。
| 回 |
内容 |
| 1 | 美学って?(ガイダンス) |
| 2 | 五感をつかう |
| 3 | ブルーノと近代の黎明 |
| 4 | グラシアン・ヒューム |
| 5 | ブルデュー・ランシエール |
| 6 | ヴァザーリ・ヘーゲル |
| 7 | セール・アラス |
| 8 | まとめ |
| 9 | フロイト・ブルトン |
| 10 | ベンヤミン・アラス |
| 11 | ジャンケレヴィッチ・アドルノ |
| 12 | バルト・エーコ |
| 13 | レヴィ=ストロース・デスコラ |
| 14 | ジェル・ラトゥール |
| 15 | まとめ |
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| テキスト・参考書 |
なし。必要に応じて適宜情報提供します。 |
| 自学自習についての情報 |
講義中に紹介する展覧会やイベント、映画、著作などを見て回ってください。 |
| 授業の形式 |
基本的には講義と鑑賞。受講人数によっては適宜発言を求めたり、議論をおこなったりします。 |
| アクティブラーニングに関する情報 |
グループディスカッションをおこないます。 |
| 評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
各回のレポート(100%)。 |
| その他(授業アンケートのコメント含む) |
なし。 |