科目名 |
美学概論II |
クラス |
− |
授業の概要 |
この講義では、美術と関係の深い光学技術の歴史に焦点をあて、カメラ・オブスキュラ、カメラ・ルシダ、写真、映画、ひいては最新の3Dホログラムや3Dスキャンについて学び、こうした光学技術と美術がとりもってきた関係について考察します。また原始的な写真機であるピンホール・カメラを制作し、撮影、現像、合評までおこなうことで、現在では当たり前となってしまった「世界をイメージ化することの驚き」をあらためて体験します。 |
授業の到達目標 |
美術と関係の深い光学の歴史を理論と実践の双方から検討することで、美学・美術史の理解を深める。 |
授業計画 |
受講人数などによって変更する可能性があります。
回 |
内容 |
1 | 光学って?(ガイダンス) |
2 | カメラ・オブスキュラ |
3 | カメラ・ルシダ |
4 | ダゲレオタイプ |
5 | ピンホール・カメラをつくる |
6 | ピンホール・カメラで撮影する |
7 | 暗室の作業 |
8 | 撮影と現像1 ネガの現像 |
9 | 撮影と現像2 ネガポジ反転 |
10 | 撮影と現像3 作品を現像する |
11 | 合評 |
12 | シネマトグラフ |
13 | 3Dホログラム |
14 | 3Dスキャン |
15 | まとめ |
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テキスト・参考書 |
なし。必要に応じて適宜情報提供します。 |
自学自習についての情報 |
講義中に紹介する展覧会やイベント、映画、著作などを見て回ってください。 |
授業の形式 |
基本的には講義と鑑賞。受講人数によっては適宜発言を求めたり、議論をおこなったりします。 |
アクティブラーニングに関する情報 |
グループディスカッション、グループワーク、フィールドワークをおこないます。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
定期的なレポートあるいは作品提出(60%)と積極的な参加(40%)。 |
その他(授業アンケートのコメント含む) |
なし。 |