科目情報
科目名 学校臨床心理学特講 
クラス − 
授業の概要 この講義では、学校現場で見られる臨床的問題に対する支援方法について、主に応用行動分析、行動療法、認知行動療法といった行動論的アプローチに基づく支援方法を紹介し考察を深めていく。また、理解を深めるために行動的技法の背景理論となる学習心理学や行動分析学についても順次説明する。 
授業の到達目標 1.行動論的視点に基づく査定と介入方針が理解できるようになる。
2.教育臨床における行動的介入のあり方について理解できるようになる。 
授業計画
内容
1ガイダンス 
2行動療法の背景理論(学習心理学) 
3行動療法の歴史的経緯 
4応用行動分析の理論背景(行動分析学) 
5応用行動分析の技法(ABC分析) 
6応用行動分析の技法(機能分析) 
7応用行動分析の技法(課題分析) 
8応用行動分析の技法(シェイピングとチェイニング) 
9行動分析学における言語行動とコミュニケーション 
10応用行動分析による発達障害に対する支援 
11応用行動分析による間接介入(行動コンサルテーションとペアレント・トレーニング) 
12限局性恐怖症と系統的脱感作法(消極的回避行動のメカニズム) 
13強迫性障害と暴露反応妨害法(積極的回避行動のメカニズム) 
14認知療法(不合理な信念のメカニズムと思考記録票) 
15まとめ 
 
テキスト・参考書 テキストは用いない。必要に応じてレジュメを配布する。
参考書:「臨床行動分析のABC」日本評論社 
自学自習についての情報 本講義開始時までに行動療法、認知行動療法、応用行動分析に関する入門書を読んでおくことが望ましい。 
授業の形式 講義・演習 
アクティブラーニングに関する情報  
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 授業態度(欠席は厳しく評価する。)(50%)、及び最後に実施するテスト(50%)の成績を総合的に判断し評価を行う。 
その他(授業アンケートのコメント含む) 特記事項なし