科目情報

科目名 教育の理念と歴史  クラス ｃ  授業の概要 学校や家庭で日常的に行われている教育実践は、実践者（教師や保護者など）の子ども観、教育観に規定（限定）されている。こ の授業では、講義のなかで教育について原理的、歴史的に分析・考察する態度と視点を学びながら、自分の教育実践を規定して いる子ども観、教育観を省察する視点を養う。  授業の到達目標 ・教育の理念と歴史および思想の基本について、理解することができる。 ・現代の教育問題や教育実践について、分析・検討する視点を持つ。  授業計画 回 内容 1 授業のガイダンス   2 教育の基本概念（１）：教育を語ることば ［自学：テキスト6頁から9頁］  3 教育の基本概念（２）：教育を成り立たせるもの ［自学：テキスト9頁から17頁］  4 教育の思想（１）：西洋思想の源流 ［自学：テキスト19頁から24頁］  5 教育の思想（２）：宗教と教育 ［自学：テキスト24頁から30頁］  6 教育の思想（３）：近代教育思想の黎明 ［自学：テキスト31頁から39頁］  7 教育の思想（４）：近代教育思想の展開 ［自学：テキスト39頁から43頁］  8 中間まとめ グループワーク  9 教育の歴史（１）：近世以前の人間形成 ［自学：テキスト45頁から52頁］  10 教育の歴史（２）：近代学校制度のはじまり ［自学：テキスト53頁から55頁］  11 教育の歴史（３）：近代教育の思想と実践 ［自学：テキスト55頁から57頁］  12 教育の歴史（４）高等教育の整備と大正自由教育 ［自学：テキスト58頁から60頁］  13 現代日本の教育課題（１）：子どもと家族 ［自学：テキスト60頁から61頁，101頁から115頁］  14 現代日本の教育課題（２）：学校と教師 ［自学：テキスト61頁から64頁，123頁から139頁］  15 まとめ    テキスト・参考書 テキスト：相澤伸幸『教育学の基礎と展開［第3版］』（ナカニシヤ出版，2015年）  自学自習についての情報 授業計画にテキストの該当箇所が記載されているので、それを参考に自学自習をしてください。  授業の形式 講義およびグループワーク  アクティブラーニングに関する情報 たんなる講義を聞くだけではなく、積極的に議論にも参加すること  評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） 中間テスト（あるいは中間レポート）：30％ 最終テスト（あるいは最終レポート）：50％ 授業での積極性等：20％　 詳しい内容は、第１回に説明する。   その他（授業アンケートのコメント含む） 「教育の理念と歴史」ａ〜ｅは、評価基準を統一する。 授業アンケートを見るかぎりでは，受講生は最初は苦労しつつも慣れてきたら理解が深まってきているようなので，とりあえず最初の３〜５回を乗り切ってください。また，板書が多いので，できるだけ前の席に座ってください。