科目名 |
教育の理念と歴史 |
クラス |
d |
授業の概要 |
教職に携わる者には、自分自身のしごとを多面的・多角的に省察するための豊かな教養が必要である。この授業では、そのような教養の初歩として、主に教育の基本概念、教育の理念や思想とその現代的意義、教育の制度や事実の歴史的展開の3つについて学習することで、教職の基礎的な力量の形成を目指す。 |
授業の到達目標 |
教育の基本概念、教育の理念や思想、教育の制度や事実の歴史的展開について理解する。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ガイダンス |
2 | 教育の基本概念(1):教育を語ることば |
3 | 教育の基本概念(2):教育を成り立たせるもの |
4 | 教育の思想(1):西洋思想の源流 |
5 | 教育の思想(2):宗教と教育 |
6 | 教育の思想(3):近代教育思想の黎明 |
7 | 教育の思想(4):近代教育思想の展開 |
8 | 中間まとめ |
9 | 教育の歴史(1):近世以前の人間形成 |
10 | 教育の歴史(2):近代学校制度のはじまり |
11 | 教育の歴史(3):近代教育の思想と実践 |
12 | 教育の歴史(4):現代の教育 |
13 | 現代日本の教育課題(1):子どもと家族 |
14 | 現代日本の教育課題(2):学校と教師 |
15 | まとめ |
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テキスト・参考書 |
相澤伸幸(2015)『教育学の基礎と展開[第3版]』ナカニシヤ出版) |
自学自習についての情報 |
関連するテキストの該当部分を読んでから授業に臨んでください。 高校までの社会科(地理歴史、公民)の内容を復習しながら臨んでください。 理解も早くなりますし、なにより、基礎知識や課題を持ちながら受けた方が、授業が面白く聴けるはずです。 |
授業の形式 |
講義 |
アクティブラーニングに関する情報 |
必要に応じてグループディスカッションを行う。 *毎回ミニレポートを作成してもらい、次回の講義で応答するというのが授業の基本スタイルです。 *受講生のペーパーや発言次第で、臨機応変にディスカッションに移行することもあります。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
@中間テスト(あるいは中間レポート):30% A最終テスト(あるいは期末レポート):50% B授業での積極性等:20%
詳しい内容は、第1回に説明する。 |
その他(授業アンケートのコメント含む) |
「教育の理念と歴史」a〜eは、評価基準を統一する。 本授業はミニ・レポートへの応答に毎回一定の時間を割く双方向的な授業展開を重視しているが、そのような形式が受講生の理解に即した授業として受講生に評価されていることが、授業アンケート等からも窺われた。今期もこのような形式を重視しつつ、また必要に応じて受講生間のディスカッションも組み込んだ授業としたい。受講生の積極的な参加を期待している。 |