| 科目名 |
中等生徒指導・教育相談II |
| クラス |
ｂ |
| 授業の概要 |
中等生徒指導・教育相談Iの内容を基礎にして、生徒指導・教育相談を学校現場で応用する上で、心理学的視点を生かしながら実践する方法について考察する。そのため具体的事例や実習を取り入れ、現代の学校状況を踏まえて考えていく力をつける授業構成とする。 |
| 授業の到達目標 |
①児童・青年期に生じやすい精神医学的課題を知り、学校で使えるカウンセリングの基礎理論と技法を学ぶ ②具体的事例を通して、教員として実際の場面でどのようにアプローチすればよいのかを考える力を身につける |
| 授業計画 |
| 回 |
内容 |
| 1 | オリエンテーション / 中等生徒指導・教育相談Iの振り返り |
| 2 | 学校カウンセリングと発達課題 |
| 3 | 児童・青年期の精神医学的課題 |
| 4 | カウンセリングの基礎理論 |
| 5 | 教育相談の基本姿勢（１）ー理論 |
| 6 | 教育相談の基本姿勢（２）ー実習 |
| 7 | 認知行動療法の基礎 |
| 8 | 発達障害の理解と支援（１）ー心理的課題へのアプローチ |
| 9 | 発達障害の理解と支援（２）ーソーシャルスキルトレーニング |
| 10 | 連携のあり方ー事例検討（１）ー校内・学校間 |
| 11 | 連携のあり方ー事例検討（２）ー家族・保護者 |
| 12 | 連携のあり方ー事例検討（３）ースクールカウンセラー |
| 13 | 連携のあり方ー事例検討（４）ー医療・教育・福祉等の専門機関 |
| 14 | 教職員のメンタルヘルスー自己理解とセルフケア |
| 15 | 授業の到達目標の確認とまとめ |
|
| テキスト・参考書 |
テキスト『はじめて学ぶ生徒指導・教育相談』本間友巳・内田利広編著 金子書房
参考書 『学校臨床』本間友巳編著 金子書房 /『生徒指導提要』文部科学省 その他授業中に紹介する |
| 自学自習についての情報 |
講義の前にテキストの該当箇所を読み、問題意識をもって授業に臨むこと。また講義後には関連する参考書や情報に積極的に触れ、理解を深めること。 |
| 授業の形式 |
講義を中心に、グループディスカッションやワーク・ロールプレイなどの実習も行う。毎回の授業の中で、ミニレポートまたは小テストを行い、授業内容の理解を確認しながら進める。 |
| アクティブラーニングに関する情報 |
毎回の授業の中に、グループディスカッション、グループワーク、ミニレポートまたは小テスト、実習、発表などを取り入れる。 |
| 評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） |
授業への参加態度（ミニレポート・小テストへの評価）約50％、及び期末試験約50％によって総合的に評価を行う。
出席が３分の２に満たない場合は評価の対象としない。 |
| その他（授業アンケートのコメント含む） |
前年度授業アンケートでは、授業時間外の学習が少ないと感じているという結果が出ていたので、今年度は課題を提示する。また授業への意欲と課題意識を高める為にも、テキストを事前に一読しておくこと。 |