科目情報
科目名 中等数学科教育III 
クラス − 
授業の概要 情報機器を活用した数学教育を中心に講義・演習する。各演習課題ごとにテキストを参照し,レポートにまとめて提出してもらう。 
授業の到達目標 1.エクセルやBASIC言語等を駆使して教材を分析できる。
2.幾何学,確率統計分野等のの数学教育の課題を知る。
3.数学の応用,数学的モデリングの教材作成ができる。
4. 教材研究の具体的方法を体得する。 
授業計画
内容
1オリエンテーション 
2(1)年金税の数学(1)−情報整理と数学化− 
3(1)年金税の数学(2)−結果の翻訳と検証− 
4・レポート(1)発表と討議
(2)血中アルコール濃度の数学(1)−情報整理と数学化− 
5(2)血中アルコール濃度の数学(2)−結果の翻訳と検証− 
6・レポート(2)発表と討議
(3)自動車盗難保険の数学(1)−情報整理と数学化− 
7(3)自動車盗難保険の数学(2)−結果の翻訳と検証− 
8・レポート(3)発表と討議
(4)データ解析の数学(1)−情報整理と数学化− 
9(4)データ解析の数学(2)−結果の翻訳と検証− 
10・レポート(4)発表と討議
(5)統計資料の活用(1)−調査目的と資料の収集− 
11(5)統計資料の活用(2)−統計処理と分析・考察− 
12・レポート(5)発表と討議
(6)(自由課題)の数学(1)−情報整理と数学化− 
13(6)(自由課題)の数学(2)−結果の翻訳と検証− 
14・レポート(6)発表と討議 −教材開発の視点−
予備 
15まとめ試験
※授業順序等を変更する場合がある。 
 
テキスト・参考書 テキスト:柳本哲『数学的モデリング』明治図書,2011(授業時に販売)
テキスト:Max Stephens,柳本哲『総合学習に生きる数学教育』明治図書,2001
テキスト:黒田恭史編著『数学科教育法入門』共立出版,2008
参考書:横地清監修『新版21世紀への学校数学の展望』誠文堂新光社,1998
その他,授業中に紹介する。 
自学自習についての情報 授業時に扱わないテキスト内容は,各自で自習すること。
新聞,雑誌,インターネット等から情報を収集すること。
授業外の時間も十分使って,質の高いレポート作成に努めること。 
授業の形式 講義・演習 
アクティブラーニングに関する情報 レポート作成時における相互の情報交換,ディスカッション
Word文書作成,Excel等の数式処理,ネット検索などのICT活用
レポートのプレゼンテーションとディスカッション 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) (原則)期末試験40%,各課題のレポート60%
単位認定の最低条件は,2/3以上の出席,全ての課題の提出とする。 
その他(授業アンケートのコメント含む) テクノロジー活用,レポート作成のため,授業はIPC教室で行う。
受講生の基礎学力など,諸事情により授業内容を変更する場合がある。