科目情報
科目名 教育社会学特講 
クラス − 
授業の概要 学校と社会における教育課題を、社会学的に解説する。教育課題を人権と平和の問題として捉え、人の活動を支えている組織や制度に焦点を当てる。学校の中での子ども・教員の活動、社会における子どもの生活や女子の教育、市場社会と教育の関係、平和のための教育、学習の組織化など、教育の問題を通して幸福につながる人間と社会の条件を考える。適宜ワークショップによる参加型学習も行う。 
授業の到達目標 今日の教育課題の社会的要因を発見する。学校教育を理解するには、多様な方法があることを知り、子どもや教員、親をとらえる幅広い視野を修得する。平和創造に関連する知識を獲得し、人権と平和について考える力を養う。教育を社会学的に考察できる学習能力の向上を目指す。

 
授業計画
内容
1オリエンテーション・教育課題の発見(社会学的アプローチ)
 
2学校の部活動と特別活動 
3学力とテスト 
4教員の仕事(1)多忙化 
5教員の仕事(2)教育と自由 
6女子教育 
7子どもと社会(1)人間関係ほか 
8子どもと社会(2)貧困・不登校ほか 
9市場社会と教育(1)キャリア教育 
10市場社会と教育(2)企業社会と教育 
11平和のための教育(博物館と学校の連携) 
12ボランティアの活動 
13NPOと平和教育 
14学習の組織化 
15プレゼンテーション
まとめ
 
 
テキスト・参考書 プリントを配布する。授業時に随時参考文献などを提示する。 
自学自習についての情報 新聞やテレビ、ネットなどのメディアの教育に関わる記事を意識して読むこと。興味ある教育問題に関連する文献を図書館で探して読む(ブックレットや新書など手軽に読めるものから始めるとよい)。 
授業の形式 講義形式であるが、適宜ワークショップも行う。 
アクティブラーニングに関する情報 自らの考えを深めることができるように、適宜ペア・ワークやグループ討論を行い、まとめとしてプレゼンテーションを予定している。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 資料調査(30%)、プレゼンーション(30%)、レポート(40%)などにより評価する。
 
その他(授業アンケートのコメント含む) 自分のなかにある問題意識の芽を育ててほしい。