科目名 |
哲学概論 |
クラス |
− |
授業の概要 |
この授業では、哲学が伝統的に論じてきた問題と、それに対する異なる立場や理論を包括的に取り上げて論じる。そして、人間は何を考えてきたのか、そこにはどんな問題があったのか、現代のわれわれは何を考えうるのかといったことを議論して行く。またディスカッションをとおして、自分の考えを理論的に説明し、他者と議論する力、物事を多角的に分析する力を養ってもらいたい。 |
授業の到達目標 |
問いを立て、論理的に思考し、他者と対話・議論する力を身につける 人間としてのあり方や生き方について哲学的に考える力を養う 将来、教員として現代社会の問題に触れるとき、多角的な見方や考え方が提示できる能力を身につける |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | 1. オリエンテーション:哲学的に考えるとはどういうことか |
2 | 2. 無知の知:ソクラテスと哲学のはじまり |
3 | 3. 合理主義と経験主義:理性か経験か |
4 | 4. 現代の認識論:「私は培養槽の中の脳ではない」と言えるか |
5 | 5. ディスカッション1 |
6 | 6. 信仰と理性:神の存在を証明することはできるか |
7 | 7. 死と哲学:死は恐ろしいものなのか |
8 | 8. 生と哲学:生きている意味とは何か |
9 | 9. ディスカッション2 |
10 | 10. 私が私であるのはどうしてか:自己同一性の問題 |
11 | 11. 決定論と自由:それは私の責任だとどうして言えるのか |
12 | 12. ディスカッション3 |
13 | 13. 言葉の哲学:言葉が意味を持つとはどういうことか |
14 | 14. 心の哲学:ロボットは心を持つことができるか |
15 | 15. 予備日、まとめ |
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テキスト・参考書 |
テキストはとくに指定しない。
参考書 野矢茂樹『哲学の謎』、講談社現代新書、1996年。 そのほか、授業の中で紹介する。 |
自学自習についての情報 |
事前にテキストを読み、自分なりに問題を考えて授業に臨むこと。 ホームワークを課すことがあるので、事前に取り組んで来ること。 |
授業の形式 |
講義と演習(グループディスカッションなどを含む)形式 |
アクティブラーニングに関する情報 |
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評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
平常点(授業への積極的参加、コメントペーパー、ホームワーク)40% 期末試験60% |
その他(授業アンケートのコメント含む) |
授業計画は実習に応じて順序を前後する場合、あるいは、履修者の同意を得た上で内容を変更することがあります。 |