科目情報
科目名 社会科教育演習IA 
クラス j 
授業の概要 「考える歴史」を実践する鍵となるのが、歴史資料の活用である。そのことを意識し、鎌倉幕府が編纂した将軍の年代記であり、鎌倉時代の歴史を知る上での基軸となる史料ともいえる『吾妻鏡』の輪読を行う。 
授業の到達目標 @ 日本史学を研究する上で必要となる史料の基礎的な読解力を身につける。
A 史料に記された内容の背景について理解する。
B 自分自身の視点から独自の歴史観を描きだすことの面白さについて実感する。 
授業計画
内容
1ガイダンス 吾妻鏡とは何か? 
2『吾妻鏡』の研究(1):治承4(1180)年4月条(1) 
3『吾妻鏡』の研究(1):治承4(1180)年4月条(2) 
4『吾妻鏡』の研究(3):治承4(1180)年5月条(1) 
5『吾妻鏡』の研究(4):治承4(1180)年5月条(2) 
6『吾妻鏡』の研究(5):治承4(1180)年6月条 
7『吾妻鏡』の研究(6):治承4(1180)年7月条 
8『吾妻鏡』の研究(7):治承4(1180)年8月条(1) 
9『吾妻鏡』の研究(8):治承4(1180)年8月条(2) 
10『吾妻鏡』の研究(9):治承4(1180)年8月条(3) 
11『吾妻鏡』の研究(10):治承4(1180)年8月条(4) 
12『吾妻鏡』の研究(11):治承4(1180)年8月条(5) 
13『吾妻鏡』の研究(12):治承4(1180)年8月条(6) 
14『吾妻鏡』の研究(13):治承4(1180)年8月条(7) 
15『吾妻鏡』の研究(14):治承4(1180)年8月条(8) 
 
テキスト・参考書 テキスト:『新訂吾妻鏡1 頼朝将軍記』(和泉書院)。『新訂増補国史大系 吾妻鏡』(吉川弘文館)
*その他の参考書は、授業中に適宜指示する。また、テキストを含めいずれも各自が用意する必要はない。 
自学自習についての情報 報告担当者以外の受講生も各自テキストを熟読しておくこと。 
授業の形式 担当者を設定し、演習形式で史料の輪読を行う。 
アクティブラーニングに関する情報 受講生の発表とそれに対する質疑応答で授業を進める。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 発表内容と授業に取り組む態度を重視する。出席は厳守。1時間の授業時間中で1つ以上の質問をすること。 
その他(授業アンケートのコメント含む) 社会科教育演習IIAと合同授業。