科目情報
科目名 英語文学基礎講読I 
クラス − 
授業の概要 本授業では、イギリスの著名な作家で劇作家のOscar Wildeの短編を精読する。19世紀末の審美主義者として一世を風靡したワイルドだが、一方ではThe Happy Princeを代表とする美しい童話がある。授業ではユーモアとウィットの効いたThe Canterville Ghostなどを楽しく読む。ワイルドの文章は達意の名文であり、英語を外国語として学ぶ者にとっては優れた教材でもある。良質な英文で書かれた名作を味わいたい。 
授業の到達目標 1)良質な英文に触れ、その構造や意味を理解する。
2)文学作品の精読を通じて、人間性や人生への理解を深める。
3)物語の背景となる文化や社会背景について理解する。 
授業計画 ※複数教員が担当する授業科目は、各教員が担当する回について分かるように明記してください。(この説明文は削除してください。)
内容
1Introduction(作家の紹介、時代背景の説明) 
2Oscar Wilde, The Canterville Ghost, pp.21-26(物語の背景) 
3ditto pp.27-31(人物関係) 
4ditto pp.32-37(時代背景) 
5ditto pp.38-42(ユーモア) 
6ditto pp.43-47(風刺) 
7ditto pp.49-53(英語表現) 
8中間テストと振り返り 
9ditto pp.54-59(象徴) 
10ditto pp.60-65(異文化) 
11ditto pp.66-68 (作品についての議論) 
12Oscar Wilde. The Sphinx Without a Secret pp.1-6(物語の背景) 
13ditto pp.pp.7-13(象徴性) 
14ditto pp.pp.14-20(比喩表現) 
15テストと授業のまとめ 
 
テキスト・参考書 Oscar Wilde's Short Stories, Asahi Press 
自学自習についての情報 必ず予習をしてくること。 
授業の形式 演習(指名された学生は音読し内容についての質問に答える)と講義(内容把握・英語表現について説明する) 
アクティブラーニングに関する情報 授業は指名された学生が質問に答える形で進めるので、予習をしっかり行う。作品の解釈についてグループ・ディスカッションを取り入れる。 
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) 平常点20% 中間テスト40%、期末テスト40%で総合的に評価する。 
その他(授業アンケートのコメント含む) 英英辞典を使用する。