科目名 |
英語文学基礎講読II |
クラス |
− |
授業の概要 |
本授業では、現代イギリス女流作家Susan Hillの短編集A Bit of Singing and Dancing (1973)から表題作とThe Custodianを読む。いずれもスーザン・ヒル独特の陰影のある日常生活が描かれ、そこに生きる主人公たちへのる精緻な観察眼が光る。文章は平明だが、比喩や象徴の使い方が見事で、人生や人間性に対する深い理解と洞察を誘う。英語の正確な読み取りだけでなく、文学作品を批評的・分析的に読む訓練を行うことを授業の目的としている。 |
授業の到達目標 |
1)文学作品をある程度のスピードで読み内容を理解する。 2)表面的な訳読ではなく、想像力と洞察力をもって解釈できる。 3)作品の解読を通して人生や人間性についての理解を深める。 |
授業計画 |
※複数教員が担当する授業科目は、各教員が担当する回について分かるように明記してください。(この説明文は削除してください。)
回 |
内容 |
1 | Introduction(作家の紹介、作品の背景設定についての説明など) |
2 | Susan Hill, The Custodian (pp.1-6)物語の背景 |
3 | ditto, pp. 7-13(自然) |
4 | ditto, pp. 14-20(心理描写) |
5 | ditto, pp. 21-28(不安) |
6 | ditto, pp. 29-33(象徴) |
7 | ditto, pp. 34-40(比喩) |
8 | ditto, pp. 41-44(人間関係) |
9 | 中間テスト・振り返り |
10 | Susan Hill, a Bit of Singing and Dancing, pp.45-ditto, pp. 45-50 物語の設定 |
11 | ditto, pp. 51-58(心理描写) |
12 | ditto, pp. 59-65(視点) |
13 | ditto, pp. 67-72(象徴) |
14 | ditto, pp.73-78 (比喩) |
15 | 期末テスト・まとめ |
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テキスト・参考書 |
Susan Hill, A Bit of Singing and Dancing (南雲堂、2004) |
自学自習についての情報 |
必ず予習してくること。 |
授業の形式 |
演習(指名された学生は音読し内容を説明する)+講義(内容把握、英語表現についての補足解説) |
アクティブラーニングに関する情報 |
各時間のテーマについてグループディスカッションの時間を設ける。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
平常点20%、中間テスト40%、期末テスト40%で総合的に評価する。 |
その他(授業アンケートのコメント含む) |
予習には英英辞典を使用すること。 |
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