科目情報
科目名 小学校英語教材論 
クラス − 
授業の概要 小学校英語教育を進めるにあたり、第二言語習得、児童文学、英語学など英語科教育の関連分野の研究成果を学習し、教材開発・カリキュラム開発に資する専門的知識の習得を目指す。子どもの言語習得研究、文学、フォニックス、音韻論、学習英文法等の知見を活用し、模擬授業を行うことで、実践力を養成する。 
授業の到達目標 １．第二言語習得、児童文学、英語学など関連分野の知見を学び、小学校英語への活用の仕方を考察し、教材開発に結びつけることができる。
２．上記教材開発に基づく英語指導論を各自が構築できるようになる。
３．模擬授業と批判的省察を通して、現場での教育実践に活用するための英語教材開発能力を身につけることができる。 
授業計画 英語教育の関連領域の視点からオムニバスで講義・演習・発表・討論を行う。また、テーマに応じて、適宜、教材開発を行う。
回 内容
1ガイダンス・小学校英語と児童文学（奥村） 
2Nursery Rhymesと英語の詩（奥村） 
3児童文学と絵本（奥村） 
4児童文学と映像（奥村） 
5模擬授業（奥村） 
6ガイダンス・英語学研究と基礎英文法（児玉） 
7英語学研究と文法意識の高揚（児玉） 
8小学校英語：英文法指導の授業計画と教材研究（児玉）
 
9模擬授業（児玉） 
10授業のまとめ（児玉）
 
11Introduction: the Four Strands of Language Learning (Oberbeier) 
12Teaching Listening (Obermeier) 
13Teaching Speaking (Obermeier)
 
14Class publications (Obermeier) 
15Students Led Lessons: Conclusion (Obermeier)
 
 
テキスト・参考書 テキストは使用せず、必要に応じて講義資料等を配布する。
参考文献については、適宜授業中に紹介する。 
自学自習についての情報 毎回の授業に向けては、担当教員の指示に従って予習を行うとともに、各回のテーマに関する各自の疑問点・問題点を明確にしておく。また、模擬授業の準備段階では、講義資料および参考文献などを読み返し、周到な準備を行うことが求められる。 
授業の形式 講義・演習・発表・討論 
アクティブラーニングに関する情報 グループディスカッションおよび模擬授業を行う。 
評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） 授業への参加態度・小テスト等（30％）
模擬授業・レポートの成績（60％）
指定された英語教育セミナーのレポート（10％） 
その他（授業アンケートのコメント含む） 英語科教育の関連分野の知見を小学校英語に授業に活用するための具体的な方法論について考察し、実践力の養成に努める。