科目名 |
物理学I |
クラス |
− |
授業の概要 |
物理学における力学,振動・波動分野の基礎的な内容について,概念的理解を目指す演示実験講義を行う。毎回の講義において,講義内容に関連するいくつかの課題を演示実験形式で提示し,それに対する個人の予想を基に受講者間で討論し,結論にいたる過程を重視したアクティブ・ラーニング型の授業スタイルをとる。 |
授業の到達目標 |
・ 自然を理解する上で必要な物理概念や知識およびそれを活用した問題解決のプロセスを修得する。 ・ 学習者(特に初学者)が陥りやすい概念や考え方について,その背景や原因について他者との討論を通じて理解し,概念的理解を深める。 |
授業計画 |
回 |
内容 |
1 | ベクトルの性質 |
2 | 放物運動 |
3 | 力学的エネルギー |
4 | 運動量 |
5 | 円運動 |
6 | 流体 |
7 | 振動 |
8 | 期末試験 |
9 | |
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テキスト・参考書 |
自習書: 中学校理科教科書,高校「物理基礎」および「物理」教科書,親切な物理(上)(下),渡辺久夫 著(ブッキング)等 |
自学自習についての情報 |
【予習】 自習書の関聯する部分を読み,わからない部分を明らかにしておくこと。 【復習】 講義中に受講者間で討論をした課題について,討論前後の自分の考えの変容についてふり返り,変容の理由を含めて,ノートやレポート用紙にまとめること。 |
授業の形式 |
受講者間の討論を主体としたアクティブ・ラーニング型授業(必要に応じてプリントを配付する) |
アクティブラーニングに関する情報 |
毎回の授業テーマに関連して設定された複数の演示実験課題に対して,自分の予想(考え)を行い,それに基づき周囲の学生と討論を行い,さらにその内容を全体に発表,討論し,その課題に対するクラス全体の意見分布を共有する。その上で,演示実験結果を確認し,自分たちの予想の妥当性や誤りの原因等について再度議論を行う。授業の最後には,課題に対する自分自身の認識の変容とその理由をふり返る。 |
評価の方法(評価の配点比率と評価の要点) |
期末試験(80%),討論における発言状況(20%) |
その他(授業アンケートのコメント含む) |
「物理学基礎実験」を履修しておくことが望ましい。 |