科目情報

科目名 生物学II  クラス −  授業の概要 分子から生態系に至る幅広い生物的事象を対象とした生物学、特に形態学、生理学、生態学、進化学などの基礎について概説し、高校生物と大学の専門科目との橋渡しを行う。  授業の到達目標 分子レベルから生態系レベルにいたる生物学の多様な分野について基礎を身につける。 それらの分野と高校生物の教科内容の関連を理解する。 生物の多様な形質の、機能、発生、メカニズム、進化の歴史について考える方法を習得する。  授業計画 回 内容 1 細胞の構造物質と細胞小器官の機能  2 光合成と細胞呼吸  3 植物の発生と器官分化  4 植物の環境応答：植物ホルモンと形態形成  5 動物の神経系とシグナル  6 動物の内分泌系とシグナル  7 動物の免疫系と自己−非自己の認識  8 植生とバイオーム  9 生態系の循環  10 進化と自然選択  11 進化生態学：究極要因の研究方法  12 動物の行動：形質のコストとベネフィット  13 生物の多様性：原核生物の誕生から真核生物の発展  14 種分化と系統  15 環境生物学    テキスト・参考書 授業時に紹介するとともに、必要に応じてプリント資料を配布する。 キャンベル著「エッセンシャル生物学」 キャンベル著「生物学」 ケイン著「生物学」  自学自習についての情報 各回の内容について、実施回までに資料や関連したHP、理科の教科書、授業中に紹介する参考書などを用いて事前自習し、課題意識をもって授業に望むこと。   授業の形式 講義形式  アクティブラーニングに関する情報 適宜、ディスカッションや発表を行う。グループワークを行うこともある。  評価の方法（評価の配点比率と評価の要点） 期末試験（60％）、小テストおよび提出課題（40％）で評価する。  その他（授業アンケートのコメント含む） 本年度から内容を改訂しており、より広範な内容を取り扱っている。 授業の順番は前後することがある。